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やってはいけない!ありがちな応急処置Gメンpart1

2020.03.25楽器のお手入れ

やってはいけない!ありがちな応急処置Gメンpart1

日々楽器を使っていると、ちょこっとした不調や故障に出くわしてしまうことがあります
よね。
そんなとき、楽器屋さんに持っていくか考えた末に自分で応急処置しちゃった経験がある
方もいるのではないでしょうか?
ですがちょっと待って。ねえ待って。
その応急処置、あなたの楽器やあなたに悪影響があるかもしれないんです。
そんな「気にせずやってしまっている実はイケナイ応急処置」についてのお話しです。
ケース①:金管楽器のつば抜きにティッシュ事件
金管楽器には、たまった水分を抜くための「つば抜き(ウォーターキイ)」というのがあり
ますよね。
この部分には、蓋として主にコルクが使われているのですが、これが長年使用していると
固くなって縮んだり、ひびが入って欠けてしまうことがあります。
このままだとしっかり穴をふさげず、たまった水分をお漏らししてしまうどころか、音を
鳴らすのに最も重要な息が漏れてしまいます。
このとき、応急処置として丸めたティッシュなどを挟んでやり過ごす方もいるのではない
でしょうか。
つば抜きの穴は、コルクの持つ弾力性と気密性によってしっかりと塞がれていなければな
りません。それにより、管内の息の流れが保たれているのです。
またある程度の硬さもあるので、音となるための振動もきちんと管内で反射することもで
きます。
ですがティッシュはどうでしょう。
スッカスカなティッシュをいくら丸めたところでどうしても細かな隙間は残ってしまいま
す。きちんと密閉で着なかった隙間から、目には見えない息漏れが起こってしまします。
またコルクと比べるまでもなく柔らかいため、管内で起こる振動の反射にも影響が出てき
ます。
どんなに良い楽器を使い、良いアンブシュアやアパチュアで最適な量の息を最適な息圧で
吹き込んだとしても、このティッシュのせいですべて台無しになってしまうんです。
しかもこのティッシュのタチの悪いところが、
「なんとなく問題なく吹けるっぽいし、しばらくこのままでいいや。(笑)」
となってしまうところなんです!
でもやっぱり微妙に吹奏感や音のツボが変わってくるので、それに合わせようとした吹き
方になってそれが定着し、吹き方に悪い癖がついてしまう可能性もあるのです。
ティッシュ自体には何の罪もありませんが、丸まって挟まることで凶悪犯へと身を堕とし
てしまうことになってしまうんですね。

ティッシュを悪者にしないためにも、きちんといい音で吹くことが出来るためにも、
コルクが欠けたり取れたりした場合は、きちんと楽器屋さんに持って行って取り換えても
らうようにしましょう。
現場からは以上です。

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