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クラリネットのお手入れ

2020.03.04楽器のお手入れ

クラリネット、手入れしねっと。(寒)

さてさて、今日はクラリネットのお手入れ方法について少しだけ。
「ちゃんとやってるゾ~?」って方も、もしかしたらお役に立つかもしれませんので暇つ
ぶしに読んでみてくださいネ。

 

☆演奏前のお手入れで気を付けること☆

ジョイントコルクにはグリスを必ず塗りましょう!

グリスを塗らずに組み立てようとすると、コルクがギュグギュギュギュギュググ~~~っ
てなって、傷んでしまいます。
滑りを良くし、コルクを傷めないためにも、必ず適量のグリスを塗りましょう。
ただし!付けすぎは逆にコルクの寿命を縮めてしまいます。
コルクってスカスカしているので、水分とか油分がグングンしみ込んでいくんです。
しみ込んだグリスの油分が、コルクと楽器本体を張り付けている接着剤に作用し、接着力
が弱くなってしまうことがあるんです。
なので、あくまで適量を薄く塗り広げるくらいにしましょう。
コルク表面をコーティングするイメージです。

☆演奏後のお手入れで気を付けること!☆

演奏後はまず、管内の水分をスワブで拭き取りますよね。

このとき、皆さんどちらからスワブを通していますか??
たまに、楽器を逆さにしてベル側から通している方を見かけますが、それって実は危ない
行為なんです。
クラリネット上管のレジスターキイの内側にはレジスターチューブというのが管内に突き
出しています。
ベル側から通すと、管内でスワブがこのチューブに引っかかってしまいやすくなります。
また、詰まったスワブを抜くのが大変なため、チューブの変形や破損を招く恐れがあるの
です。

マウスピース側から入れると、万が一詰まりかけても取りだしやすいので、必ずマウスピ
ース側から通すようにしましょう。
あ、もちろんですが、クラリネット用のサイズのスワブを使うことは大前提ですよ!

 

もうひとつ、少しマニアックな理由があるのですが・・・
クラリネットの管内にはボアオイルというものが塗られています。
演奏する際、息など管内の蒸気が水滴となり、木製の管体にしみ込み木が膨張してしまう
のを防いでいます。

吹き込んだ息は常に上から下へと流れていくため、このボアオイルもその息の流れ息に慣
らされているんですね。いうなれば「上から下への流れのクセ」がついています。
これに逆らう形で下から上へとスワブを通すと、この管内で仕上がっている「流れのクセ
」を変えてしまう可能性があり、そうなるとこれまでと音色が変わったり、吹奏感が変わ
る・・・なんてことも言われていたりするんです。

 

というわけで、スワブは上から下へ、マウスピース側から入れるようにしましょう。
簡単にですが、日々の演奏の前後で気を付けてほしいことを書いてみました。
大切にしてあげることで、楽器ちゃんは長~く生きてくれます。

愛情をもって接してあげましょうネ。

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