金管楽器と木管楽器って、何が違うの?(前編)
2020.03.01音楽のマナビ
音楽って、様々な楽器が使われていますよね。
最近のミュージシャンの楽曲だと色んな音が複雑に混ざりあっていて、「え、これすごくいい音だけど何の楽器?」ってなること結構ありますよね。
そんな楽器ですが、ざっくり分けると、鍵盤楽器、弦楽器、管楽器、打楽器、電子楽器などに分類できます。
今回は、オーケストラや吹奏楽で活躍する管楽器についてのお話です。
管楽器を大きく2つに分けると木管楽器と金管楽器に分かれます。
クラリネット、フルート、オーボエ、サックスなどが木管楽器、
トランペット、ホルン、トロンボーン、チューバなどが金管楽器です。
どの楽器も音色や見た目はもちろん違いますが、なんで「木管」と「金管」にわかれているんでしょう。
木管楽器と金管楽器って、一体何が違うんでしょうか?
「読んで字のごとく、材質の違いなんじゃないの?」
そうですね、金管楽器は金とか銀とか、見た目もきらびやかな金属で作られてますよね。
木管楽器はどうでしょう。
クラリネットはグラナディラという木から作られていますし、フルートも現在では金属製が主流ですが、もとをたどれば最初は木から作られていました。
でもサックスについては、実は違うんです。
サックスは、生まれたときから金属だったんです。
「じゃあサックスは木管楽器じゃないってこと??」
そうですよね、そうなりますよね。
実は、管体の素材だけではない、ある基準によって、木管楽器と金管楽器は区別されているのです。
後編に続く