楽器もお風呂に♪(前編)
2019.10.31楽器のお手入れ
みなさんこんにちは!
今年の夏も暑かったですよね。
家に帰ってお風呂に直行して全身の汚れをきれいさっぱり落としきると、すごく気持ちいいですよね~。
体の調子も整いますし。生まれ変わる気がします。
私の個人的な見解なんですけど、多分楽器たちも「あ~、サッパリしてぇな~」って思ってると思うんですよ。
その夢、叶えてあげたいと思いませんか?
普段きちんとメンテナンスしてるつもりでも、水分やオイル、唾液とか食べカスとか、楽器の中に結構溜まってるんですよね。
そして、それらによって管内で育まれた新たなる刺客、緑青(ろくしょう:銅が酸化して発生する青緑色の錆)も!
こいつらが楽器の可動部の動きを悪くしたり、息の流れを悪くしてしまうんです!
こまめにグリスやオイルを拭き取ったり、管内の水分を乾かしてからケースにしまう…って毎回やれたらいいんですけど、なかなか難しいですよね。
ドドン!
はい!そんなときにクエン酸!
最近流行ってますよね。クエン酸とか重曹とか、意識高い人が使ってるイメージ。(主観です)
実はこのクエン酸を使うと、管内のある程度の汚れをサッパリ落としてあげることが出来るのです!
う~ん、クエン酸ってほんと万能。
それでは、使い方をトランペットで説明してみますね~
下準備
まずはトランペットをバラバラにしましょう。
抜き差し管、ピストンを全て外してあげます。
そして、抜き差し管に塗ってあるグリス、ピストンに塗ってあるオイルを綺麗に落とします。
この時、ジッポオイルを染み込ませた綿100%の布を使うと、ヌルヌルがサッパリ取れます。
抜き差し管の外側のヌルヌルは拭き取りやすいんですが、内側ってやりにくいんですよね。
一番手軽なのは、割り箸にガーゼを巻いてジッポオイルを染み込ませたものを優しく突っ込むやり方ですかね。
やり過ぎて管内に傷をつけないように注意です!
ピストン抜いたあとの三連穴も同様に。これでさっぱりですね。
※ジッポオイルを使うときは必ず換気!もちろん火気注意です!
さて、これで準備が整いました!
気になる続きは後編にてお話します!お楽しみに♪