楽器演奏における「うたう」こととは
2020.12.15上達のコツ
楽器の先生によく言われること。
「もっと、うたってください」
「うたう」って何ぞや?
そう思ったことがある方、多いのではないでしょうか。
今回は、音大の器楽科を卒業した筆者が、楽器で声のようにうたう術を紹介します。
1.高い音は大きな音で、低い音は小さい音で
音高と音量を比例させることで、簡単に表情が出ます。
これは、クラシック音楽における基本ですが、なかなか教えてくれなかったりもします。
高い音は大きな音で、低い音は小さい音で、まずはこれを意識しましょう。
2.「エモい」ところを強調する
曲の「エモい」ところを強調して演奏すると、曲そのものの魅力が増します。
「エモい」ところとは、刺激のある和音、非和声音です。
分からない場合は、先生に教えてもらいましょう。
3.自分のキャパシティーを上げて、そこから引き算する
表情のある音とは「頑張らない音」でもあります。
常に100%フルパワーの演奏では、人に感動を与えることは出来ません。
歌手も、サビが一番盛り上がるように緩急をつけて歌っていますね。
つまり、自身のキャパシティーを上げて、そこから引き算をすることで「表情のある音」を生み出すことができるのです。
4.YouTubeで学習する
最近の若手演奏家のレベル向上の理由には、YouTubeによる動画学習を行っていることが挙げられるそうです。
アマチュア演奏家も、YouTubeの巨匠演奏家の演奏をマネしましょう。
彼らの歌いまわしは神がかっています。
その歌いまわしを、完全コピーするのが近道です。
まとめ
いかがでしたか?
理屈ではわかるけど、実践は自信ない…という人もいるかもしれません。
そんな方へ!
クラブナージ音楽教室の先生に教えてもらいましょう。
表情ある、飽きのこない演奏技術をマスターしましょう!