難しいピアノ曲を弾く方法
2020.08.01上達のコツ

豪華絢爛なアルペジオや、高速連打される連続オクターブ・・・
「ピアノを華麗な指さばきでバリバリ弾きたい!」
ピアノが好きな方であれば、誰もがきっと思うはずです。
今回は、難しい曲を演奏するために必要なことを、詳しく解説していきたいと思います。
基礎を練習する
難しい曲を演奏するためには、やはり基礎の力が必要不可欠です。
基礎の力を上げるには、音階とオクターブを「ハノン」を使って練習するのが良いかと思われます。
ちなみにハノンとは、曲を弾く前に準備運動として使用する教本のことです。
使用する教本はハノンのみで大丈夫です。
特に39番(全部の調の音階)に力を入れましょう。
短期間で上達したい方は、1番から順にチカラワザで行うことが効果的です。
中には、ハノン以外の練習曲をやったほうがいいのではないか」と思う方がいるかもしれませんが、他の練習曲で身につくテクニックはたいてい「あなたが弾きたい曲」の中に組み込まれています。
(あくまでブログ著者の見解ですが…)
ハノンを練習する上でのポイントは、全部の音を均一に、無駄な力を入れないで弾くことです。
そのために意識するべきことは3つです!
①第一関節がグラグラしないこと
②4・5の指をしっかり打鍵すること
③ピアノの鍵盤を芯でとらえる感覚を身に付けること
これらをマスターするのは面倒くさいと思うかもしれませんが、弾けるようになるためには練習しかありません!
ここで妥協しないことが大切です!
好きな曲を練習する
多少難しくても、自分の好きな曲を弾きましょう。
なぜなら、安全に弾ける嫌いな曲よりも、少し難しいけど自分の好きな曲を弾く方がモチベーションが高まり早く上達するからです。
ただし、自分の技術と弾きたい曲の難易度がかけ離れすぎないようにすることは必要です。
自分が弾きたい曲のイメージと、実際の演奏が違いすぎるという状況になりかねません…。
細かい音・繊細な音が出せないケースは、おおむね基礎力不足かと思われるので、一度ハノンで音のタッチを磨き直しましょう。
まとめ
今回は、かなりシビアなピアノ上達法について記述いたしました。
(ブログ著者による個人の見解です)
クラブナージ音楽教室のピアノレッスンは、あなたの弾きたい曲に必要なテクニックのみを、効率よく伝授いたします。
初心者から上級者まで、どなたでも大歓迎ですので、一緒に楽しいピアノライフを送りましょう!