吹奏楽部入部の日、組み分け帽子による楽器選択はありか?
2023.04.01音楽を始めよう♪
学校吹奏楽において初心者の楽器割り当ては恒例行事になります。
部活顧問が生徒個々の適性に応じて楽器を選びますが、(生徒の希望に添えないこともある)これはハリーポッターの魔法学校・ホグワーツの組み分け帽子による寮の選定と似ている気がしませんか?
作者は暇すぎてハリーポッターが吹奏楽部に入って楽器の割り当てを組み分け帽子が行うパロディ小説を書きましたので、ぜひお読みいただければ幸いです。
※この小説はパロディです。実際のハリーポッターとは関係ありません。
◆◆◆ハリーと吹奏楽の組み分け帽子◆◆◆
ハリーポッターはホグワーツの開校初日、大きな興奮と期待を胸にホグワーツ音楽堂に入った。しかし、この日、彼を待ち受けていたのは通常の魔法の授業ではなく、ホグワーツ初の吹奏楽部の始動だった。
ホグワーツ吹奏楽部の指導者、ダンブルドア校長が微笑みながら言った。「各生徒がどの楽器を担当するかを決めるのは、私たち教員ではありません。それはもちろん、組み分け帽子の役目です。」
部員たちはざわざわと騒ぎ始めた。組み分け帽子が楽器を選ぶだなんて、それは驚きのことだった。
ハリーはドキドキしながら前へ進んでいった。ハリーはつぶやく。
「ホルンは嫌だホルンは嫌だホルンは嫌だ」(音を出すのがとんでもなく難しいから)
彼の頭にかぶせられた組み分け帽子はしばらくの沈黙の後、大きな声で言った。「君には…クラリネットだ!」
クラリネットは音が出しやすい楽器であるため、ハリーは歓喜した。
ロンはトロンボーン、ハーマイオニーはフルートに選ばれた。マルフォイはトランペット、ネビルはチューバで、ルーナはオーボエになった。
ダンブルドア校長は微笑んで言った。「吹奏楽部は、生徒たちの協力と連携、そして各楽器の独特な魅力を最大限に生かして魔法の音楽を奏でることが目的です。」
翌週、練習が始まった。ハリーはクラリネットの音を出すのに四苦八苦したが、徐々にその技術を磨きあげていった。ハーマイオニーはフルートの繊細な音色でみんなを魅了し、ロンもトロンボーンの滑らかなスライドを楽しんでいた。
ある日、練習中に突然、スリザリンの先生であるスネイプが音楽室に入ってきた。彼は冷ややかな目で各部員を見つめ、「この吹奏楽部、私も参加してみようかと思う」と言った。みんなは驚いて彼を見つめたが、スネイプは組み分け帽子をかぶり、結果…バスクラリネットに選ばれた。
スネイプはバスクラリネットの深い音色で部員たちを圧倒し、彼の意外な一面に驚かされた。
月日は流れ、ホグワーツ吹奏楽部は各大会で数々の賞を受賞。ハリーたちは魔法だけでなく、音楽を通じても多くの冒険と経験を重ねていった。
そして、卒業式の日。ダンブルドア校長は涙を浮かべながら言った。「ホグワーツの歴史の中で、吹奏楽部は最も魔法的な活動の一つでした。そして、それは各生徒が心を込めて音楽を奏でたからこそ。」
その後、最後の演奏としてファンファーレが演奏された。
いつになく良い演奏だ。
演奏は高揚していき、クライマックスに差し掛かった。
「プーーーーブフッ」
トランペットの音が、思い切りひっくり返った。
犯人は、マルフォイ。
卒業式が終わると、マルフォイはアズカバン送りとなった。
ハリーと吹奏楽の組み分け帽子
完
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いかがでしたか。これは二次創作ですので、本物のハリーポッターと関係ありません。
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