トロンボーン初心者の方必見!大人におすすめの練習方法や曲、上達のポイントを解説
公開日:2023.08.10 更新日:2025.03.25音楽を始めよう♪
トロンボーンの上達で重要なのが、基本的な姿勢や体の動きです。これを身に付けるには、基礎練習を地道に続ける必要があります。今回は、おすすめの練習方法やそのポイントを解説します。併せて初心者の練習にピッタリな楽曲も紹介するので、こちらもご活用ください。
目次
トロンボーンは大人になってからでも演奏できるようになる

トロンボーンは金管楽器の一種です。独特なスライド機構が特徴で、他の音色にはない豊かな表現力を楽しめます。オーケストラや吹奏楽など、さまざまな分野で活用されているのも特徴です。
舞台やプロの演奏で見かける楽器のため憧れられる反面、指や感性の柔らかい子どもの頃から取り組んでいないと演奏できないように誤解されることも少なくありません。しかし実際は、多くの人が社会人になってから練習をはじめ、演奏できるレベルまで到達しています。
「誰でも演奏できる」といわれても、実際の姿を見ないと信じられない方もいるでしょう。以下の動画は、クラブナージ音楽教室で大人になってからトロンボーンを演奏し始めた方の動画で、それぞれ上は練習開始から3か月後、下は1年後のものです。
【3か月後】
【1年後】
動画を聴き比べると、かなり上達していることが分かります。楽器は大人から練習してもきちんと指導を受けて練習すれば演奏できるようになります。あきらめずに、挑戦してみましょう!
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クラブナージ音楽教室は、社会人になってから楽器を演奏し始めた方でも通いやすい教室です。好きな日時でレッスンを受けられるため、仕事や家事と両立しながら演奏する力を身に付けられます。
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練習方法・上達のコツ

トロンボーンは大人になってからでも演奏できる、といわれても、そのやり方を知らなければいつまでたっても上達できません。次は練習方法や上達のコツについて解説します。音楽教室に通う際はもちろん、自宅でも練習したい方は参考にしてください。
まずは正しい姿勢をマスターする
楽器の上達で重要なのが、姿勢です。正しい姿勢をマスターしておかないと、最初は問題なく演奏できてもどこかの壁で躓いてしまいます。トロンボーンの場合は以下の通りです。
- 背筋を伸ばしリラックスした状態で立つ。座って演奏する場合は背もたれによりかからずに背筋を伸ばして座る
- 左手で楽器を支えつつ、親指を支柱にかけて人差し指・中指・薬指でバルブケーシングを支えるようにして持ち、小指は指かけにかける
- 右手は親指と人差し指・中指でスライドを軽く持つ
- 肩や腕に余計な力が入らないよう注意する
最初は難しいかもしれませんが、慣れてくればすぐにこの姿勢を作り、維持できるようになるはずです。音を出さなくてもできるので、まずは姿勢をマスターする段階から始めてみましょう。
アンブシュアと腹式呼吸
アンブシュアとは、マウスピースを唇に当てるときの口の形を指す用語です。以下の流れで作ります。
- 口を軽く閉じ「M」を発音するときの形を作る
- 口の両端はしっかり閉じ、唇中央に小さい穴を開けるようなイメージで息が通る道を作る
- マウスピースを当てたら口を振動させて音を出す
まずは楽器を構えず、マウスピースだけで音を出すようにして練習すると効率的に習得できます。
トロンボーンの演奏においてアンブシュアと同じくらい重要なのが、腹式呼吸です。息を吸うときにお腹を膨らませ、吐くときにへこませます。普段の呼吸が腹式呼吸ならそのまま息を使う練習をすれば問題ありません。できない場合は、お腹に本やスマートフォンなどを置いて、お腹が動くのを意識しながらやると感覚を掴めるようになります。
バズィングと音階練習
バズィングとは、マウスピースだけで音を出す練習です。マウスピースを先ほどのやり方で唇に当て、息を吹きこんで音を出します。まずは安定して音を出せるようになりましょう。慣れてきたら、楽器にマウスピースを取り付けて音を出してみます。音域は出しやすいもので問題ありません。
併せて、音階練習にも取り組みましょう。教則本のスライドポジション表を見ながら正確なスライドポジションで音を出せるように練習します。慣れてきたら徐々にテンポを上げていきます。このときメトロノームがあると便利です。
ロングトーン
ロングトーンは1つの音をできるだけ長く伸ばす練習で、トロンボーンの基礎練習でもあります。アンブシュアを安定させるのがポイントです。メトロノームを使って最初は4拍を目標に、慣れてきたら8拍、16拍……といった形で、徐々に伸ばす長さを増やしてください。
この練習を毎日行うことで、息のコントロールやアンブシュアを維持する力を身に付けられます。音色や音程の安定には不可欠な練習です。欠かさず取り組みましょう。
リップスラー
リップスラーは息や唇の変化だけで音程を変えるテクニックであり、練習方法です。このとき、スライドは動かさないようにしてください。最初はふたつの音を行き来するところから始め、慣れてきたら移動する音を増やしていきます。
リップスラーは唇の柔軟性や息のコントロール力を向上させる練習です。慣れれば音同士の移動が滑らかにできるようになります。こちらもロングトーン同様、毎日欠かさず練習しましょう。
タンギング
タンギングは、舌を使って音の出だしを明確にするテクニックで、トロンボーンの場合「トゥー」という発音で行います。舌先を上の歯の裏側に軽く当てて息を吐くと同時に舌を離します。さまざまなパターンでハッキリ発音できるよう練習しましょう。タンギングができるようになると、歯切れがよく、明瞭な演奏ができます。
トロンボーン初心者の向けおすすめ練習曲

これまで解説した練習方法を一通り習得できれば、簡単な楽曲なら演奏できます。初心者の方におすすめの曲をご紹介するので、以下の曲を目標に練習してみましょう。
1.きよしこの夜
クリスマスソングの一種で、ワルツのリズムで演奏します。トロンボーンで演奏する際は、少しリズムの感じ方が違うかもしれません。曲によって異なるテンポに対応する力を身に付けるのにいい楽曲です。
2.Pirates of the Caribbean(パイレーツ・オブ・カリビアン)
ジョニーデップ主演映画のテーマ曲で、テレビなどでもよく使われています。オーケストラ演奏で、トロンボーンも含まれている曲です。少し拍を取るのが難しい8分の6拍子で、少し慣れてきてからの練習にちょうどいいでしょう。
3.ロッタのための歌(サンドストレム)
スウェーデンの作曲家サンドストレムが、知人の小さい子がトロンボーンを始めたことをきっかけに作られた楽曲です。特に難しいテクニックもなく演奏できますが、しっかりメロディを聞かせられるかが曲の完成度を決定します。初心者が演奏できたらカッコいい楽曲のひとつです。
まとめ
トロンボーンはきちんと練習すれば誰でもきれいな演奏ができる楽器です。指や口の動きに慣れるのが大変ですが、基礎練習を続けていれば社会人でも上達できます。基礎練習は音を出さなくてもできるので、楽器を演奏できないときでもできるものがあれば挑戦してみましょう。
