日本人作曲家が書いたオーケストラ曲を紹介(後編)
公開日:2020.09.04 更新日:2025.07.30音楽のマナビ
今回も、前編に引き続き日本人の作曲家によって書かれたオーケストラ曲を紹介していきます。
目次
湯浅譲二「始原への眼差 I – III」
電子音楽の機械的な音響を生オーケストラで模倣した、実験的作品です。
これらの3作品のもつ音響は、宇宙的な広がりをもちます。
池辺晋一郎「交響曲第5番『シンプレックス』」
池辺晋一郎は、N響アワーの司会を長年行っていた作曲家です。
この曲は、「シンプレックス」という名前の通り、現代音楽にしては簡潔な音楽といえます。
武満徹「系図」
武満徹は、世界で最も知られている日本人作曲家です。
「系図」は、武満徹の最晩年の作品で、現代音楽らしからぬ親しみやすい和声・旋律をもちます。
谷川俊太郎の詩集『はだか』から抜粋された6編が、少女の語り手とオーケストラで表現されています。
吉松隆「ピアノ協奏曲 『メモ・フローラ』」
反現代音楽の旗手である現代音楽作曲家(矛盾!)である吉松隆らしい、叙情主義にあふれた傑作です。
まとめ
今回は、日本人作曲家によって書かれた傑作オーケストラ作品を紹介しました。
現代でも、藤倉大をはじめとした旬の作曲家によって、新たなレパートリーが生み出されています。
演奏会で初演される機会を逃さないようにしましょう!


