日本人作曲家が書いたオーケストラ曲を紹介(前編)
公開日:2020.09.02 更新日:2025.07.30音楽のマナビ
クラシック音楽は、ヨーロッパ・キリスト教文化圏が本場ですが、明治維新後は多くの日本人作曲家が活躍しました。
今回は、日本人の作曲家によって書かれた作品を、古い時代から順に紹介します。
目次
橋本國彦「交響曲第1番」
1940年の皇紀2600年記念式典のために作曲された交響曲です。
親しみやすく美しい楽曲ですが、プロパガンダ色が強いため現在は演奏されることは滅多にありません。
ちなみに、交響曲第2番は日本国憲法を祝う作品だったようです。
芥川也寸志「交響三章」
芥川也寸志は、作家・芥川龍之介の息子にして戦後の作曲界のスターでした。
「交響三章」では、戦前を感じさせるロマン的な旋律線と、旧ソ連の社会主義リアリズムが有機的に結び付けられています。
「音楽はみんなのもの」と発言した芥川氏らしい、明快な音楽です。
矢代秋雄「ピアノ協奏曲」
矢代秋雄は、近代フランス音楽の延長線上で、一切の無駄がない純度の高い音楽を生み出しました。
現代作品としては少し古めかしい作風ではありますが、カッコいいことには間違いありません。
伊福部昭「SF交響ファンタジー第1番」
伊福部昭といえば、『ゴジラ』の音楽を作曲した人物でもあります。
この曲は、『ゴジラ』『宇宙大戦争』 などの映画音楽を、演奏会用の管弦楽曲に編曲した作品です。
日本人作曲家が書いたオーケストラ曲はまだまだありますので、続きは後編にて紹介します。


