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音を聴いて色が見える⁉共感覚の世界

公開日:2020.09.01 更新日:2025.07.30音楽のマナビ

音を聴いて色が見える⁉共感覚の世界

突然ですが、皆さんは音を聴いて色が見えますか?

私は見えません。

楽器を演奏している人でも、音を聴いて色が見える人はほとんどいないでしょう。

しかし、中には本当に音を聴くと色が見える人がいるようです!

この感覚は共感覚と呼ばれています。

なぜ、共感覚を持つ人が現れるのでしょうか。

それは、聴覚と視覚が一つの感覚から派生しているからという説が有力です。

今回は、共感覚を持っていた作曲家の1人を紹介していきたいと思います。

 

共感覚を持っていた作曲家・スクリャービン

ロシアの作曲家、アレクサンドル・スクリャービンは共感覚を持っていたことで知られています。

彼が作曲した「交響曲第5番 プロメテウス」では、ピアノの鍵盤と様々な色の照明を連動させた「色光ピアノ」を使用する予定でしたが、技術的な問題で実現は難しかったようです。

作曲された年は1910年。もう少し遅くに作曲されていれば、技術的な問題を解消できたかもしれません。

 

スクリャービン「交響曲第5番 プロメテウス」

スクリャービンが作品中で指定した色は、次のとおりです。

C(ド)=

G(ソ)=オレンジ

D(レ)=

A(ラ)=

E(ミ)=空色

B(シ)=

F♭(ファ♭)=明るい青

C♯(ド♯)=

A♭(ラ♭)=ライラック

E♭(ミ♭)=フラッシュ

B♭(シ♭)=ローズ

F(ファ)=深い赤色

 

スクリャービンの作曲の師匠であるリムスキー=コルサコフも、C(ドの音)=赤色と感じていたようです。

他にも、作曲家のフランツ・リストやオリヴィエ・メシアンが共感覚の持ち主であったあったと言われています。

しかし、多くの音楽家は、C(ドの音)は白色と感じているようです。

これは、ピアノの白鍵のみを使用するハ長調は白を連想させるからです。

つまり、感覚的な色彩の欠如を知覚によって埋め合わせているのかもしれません。

 

まとめ

盲人の天才的な音楽家が多くいることから、色彩感と音楽的能力との相関性は薄いのではないかとも考えられます。

重要なことは、色彩を想起させるくらい豊かな音楽性を持つことかもしれません。

 

 

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