ここテストに出るよ!音楽業界用語
2020.08.07音楽のマナビ
皆さんは働いているとき、働いているその業界でしか使われてない業界用語を使いますか?
エンジニアやコンサルなど、他業界の人間には聞き慣れない言葉を使う仕事はいくつもありますよね。
では、音楽業界はどうでしょうか?
今回は、音楽業界で使う業界用語の中で代表的なものをいくつか解説していきたいと思います。
1.「さーし」
「素晴らしい」の意。
アンサンブルなどで難易度の高いソロが上手に演奏できた時などに、相手を称賛する目的で用いられます。
2.「でした」
「おつかれさまでした」の意。
3.お金をドイツ語読みする
ドイツ語はCを「ツェー」、Dを「デー」、Eを「エー」などと、英語と異なる読み方をします。
このドイツ語読みのアルファベットに、数字を当てはめて使います。
C=1、D=2、E=3・・・・・
例:こないだの仕事の本番Eだった。(3万円のギャラだった)
ちなみに、これは芸能界・放送業界の一部でも使用されます。
4.「びーた」
旅仕事=地方公演の意。
5.「前乗り」
仕事の前日に現地入りすること。
6.「アテブリ」
バンドなどで、ミュージシャンが録音に合わせて演奏したフリをすること。
ボーカルなら「クチパク」です。
ちなみに、歌番組のバックバンドの多くはアテブリです。
7.「板付き」
演奏会などで、幕が開いた時に既に演奏者が舞台上にいること。
板付きの場合、開場してお客様が客席にいるときでも、演奏者が舞台上で練習していることがあります。
このように、音楽業界で使われる業界用語はいくつもあります。
業界用語は、仲間内の結束を固める目的で使われることが多いかと思われます。
他業界の人に対しては、どこに出ても恥ずかしくない美しい日本語で話すことが1番良いかもしれません。