コナンの映画主題歌は名曲が盛りだくさん!
公開日:2026.01.29 更新日:2026.01.04音楽のマナビ楽曲・アーティスト紹介
「真実はいつもひとつ!」
この決め台詞と共に、春が来ると映画館に足を運ぶのが毎年のルーティンになっている方も多いのではないでしょうか。国民的アニメ『名探偵コナン』の劇場版シリーズです。
ハラハラする爆破シーン、解けそうで解けない謎、そしてキャラクターたちの胸キュンな恋愛模様…。魅力は尽きませんが、映画の満足度を最後にグッと底上げしてくれる重要な要素があります。
そう、「主題歌」です。
コナンの映画主題歌は、単なる「有名なアーティストの曲」ではありません。制作側とアーティスト側が徹底的にストーリーを共有し、「このシーンの、この感情のために作られた」と思わせるような、親和性の高さが異常に高いのです。エンドロールで曲が流れた瞬間、「あぁ、いい映画だった…」と涙腺が崩壊した経験、皆さんにもありませんか?
今回は、近年の劇場版名探偵コナン主題歌の中でも、特に「これはズルい」「歌詞が刺さりすぎる」と話題になった名曲たちを、音楽的な魅力と共に熱量高めでご紹介します。
目次
切なさが暴走する! aiko「相思相愛」
映画:『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』(2024年)
記憶に新しい2024年の大ヒット作。西の高校生探偵・服部平次と幼馴染の遠山和葉、そして怪盗キッドが絡むお祭り映画でしたが、その最後を締めたのが恋愛ソングの女王、aikoさんの「相思相愛」です。
この曲、タイトルこそ「相思相愛」ですが、聴けば聴くほど切ないんです。
aikoさん特有の、半音を行き来するような揺れ動くメロディラインは、まさに「好き」と伝えたいのに伝えられない、平次と和葉のもどかしい距離感そのもの。特にサビの歌詞にある「あたしはあなたにはなれない」というフレーズには、胸を締め付けられた方も多いはず。
一番近い場所にいるのに、違う人間である以上、完全に相手と同じ気持ちにはなれない。それでも「相思相愛」でありたいと願う。
映画のクライマックス、函館の夜景と共にこの曲のイントロが流れてきた瞬間、アクションで高ぶった神経がスッとほどけて、甘酸っぱい気持ちで満たされる。まさに「コナン×aiko」の化学反応が生んだ名曲です。
優しくも力強い、衝撃のロック。スピッツ「美しい鰭」
映画:『黒鉄の魚影(サブマリン)』(2023年)
主題歌アーティストが発表された時、正直一番驚いたのがこの曲かもしれません。「えっ、スピッツ!?」とSNSがざわついたのを覚えています。
この映画は、灰原哀ちゃんが主役級の活躍をする、黒ずくめの組織との直接対決を描いたシリアスな作品でした。重厚でダークな展開が多い中、草野マサムネさんのあの軽やかで少年のような歌声は、一見ミスマッチに思えるかもしれません。
でも、蓋を開けてみれば「これ以上ない!」というほどの正解でした。
タイトルの「鰭(ひれ)」が象徴するように、冷たく暗い海(組織の影や過酷な運命)の中で、必死に抗いながら泳いでいく灰原哀の姿が、曲全体を通して表現されているのです。
スピッツらしい爽やかなサウンドなのに、歌詞を追うと《流れるまんま 流されたら 抗おうか 美しい鰭で》と、非常に強い意志が込められています。悲壮感漂うストーリーを、最後には「希望」へと昇華させてくれる。優しさの中に芯の強さを感じる、ロックバンド・スピッツの凄みを感じる一曲です。
失った時間を埋めるような浮遊感。BUMP OF CHICKEN「クロノスタシス」
映画:『ハロウィンの花嫁』(2022年)
渋谷の街を舞台に、警察学校組の過去と現在が交錯するこの作品。主題歌を担当したのは、幅広い世代からカリスマ的な支持を集めるBUMP OF CHICKENでした。
「クロノスタシス」とは、時計の針が止まって見える錯覚のこと。
この曲の魅力は、なんといってもその「浮遊感」です。夜の散歩道のような、少し気だるげで心地よいビートに乗せて、藤原基央さんの歌声が優しく響きます。
映画の中では、もう二度と会えない仲間(警察学校組の亡くなったメンバー)への想いが描かれていますが、この曲の歌詞にある《君のいない世界の中で 君といた昨日に応えたい》というメッセージが、残された者たちの背中をそっと押しているように聞こえます。
決して派手なバラードではなく、かといって激しいロックでもない。日常の延長線上にある「喪失」と「再生」を淡々と、でも温かく歌い上げる。映画を見終わった後、渋谷の街を歩きながら聴きたくなるような、都会的でセンチメンタルな傑作です。
ラテンの風が吹く、最高のライバル賛歌。ポルノグラフィティ「オー!リバル」
映画:『業火の向日葵』(2015年)
少し前の作品になりますが、「コナン映画の傑作主題歌は?」と聞かれたら絶対に外せないのがこの曲です。
怪盗キッドとの対決を描いた本作。ポルノグラフィティが得意とするラテン調のリズムと、情熱的なギターサウンドが、キッドの華麗なイメージにドンピシャでハマりました。
タイトルの「リバル」は、フランス語やスペイン語で「ライバル(好敵手)」の意味。 コナンとキッド、探偵と怪盗。立場は違えど互いに認め合っている二人の関係性を、これほど熱く表現した曲があるでしょうか。
映画館でこの曲が流れた時、思わず手拍子(クラップ)をしたくなるような高揚感がありました。「お前は最高のライバルだ!」と叫びたくなるような、男のロマンと色気が詰まったナンバーです。カラオケで歌っても絶対に盛り上がる一曲ですよね。
そして、2026年の映画に向けて…
さて、過去の名曲を振り返っていると、来年の映画『ハイウェイの堕天使』への期待も高まってきますよね。
すでに公開されている特報映像では、風のように疾走する白バイ隊員の姿が描かれています。コナンにおける重要人物との深い関係性もあるようで……。
主題歌を担当するアーティストは未発表ですが、これまでの傾向から、大物アーティストを期待する声も少なくないようです。
とにもかくにも、公式発表を楽しみに待ちたいですね!
映画を見終わった後、「あぁ、この曲いいな。自分で歌ってみたいな」「ピアノで弾いてみたいな」と思ったことはありませんか?
特にコナンの主題歌はメロディが美しいものが多く、楽器で演奏したり歌ったりすると、映画の感動がより深く味わえます。「でも、楽器なんて触ったことないし…」という方もご安心ください。
映画の感動を、あなた自身の手で奏でてみませんか?
「aikoさんのように感情を込めて歌いたい」
「スピッツの曲をギターで弾き語りしてみたい」
「劇中のメインテーマをピアノやサックスでカッコよく決めたい」
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