ギターアンプ特集|Fender編
公開日:2025.12.02 更新日:2025.11.18バンド楽器音楽のマナビ
「クリーントーンといえばFender」──そう語るギタリストは世界中にいます。
透明感のあるサウンド、煌びやかな高域、真空管ならではの温かさ。Fender(フェンダー)製アンプは、数多くの名盤やステージを彩ってきました。
本記事では、Fenderアンプの中でも特に人気のある代表モデルをピックアップし、それぞれの特徴・得意なジャンル・どんな人におすすめかを、ギター初心者にもわかるようにやさしく解説していきます。
「どれもクリーン系でしょ?」と思ったそこのあなた。実はFenderといっても、サイズも音のキャラクターも実はかなり幅広いんです! 小型コンボからスタジオの王様、ライブハウスを揺らす名機まで、あなたのスタイルに合うFenderアンプがきっと見つかるはずです。
目次
Fenderアンプの魅力とは?
Fenderアンプの魅力をひとことで言えば、「澄み切ったクリーンと豊かな倍音」です。コードを鳴らすと一音一音がきらびやかに響き、アルペジオでは空気を震わせる余韻が美しく残ります。
また、クリーンをベースに多彩なエフェクターを使うスタイルとも相性抜群。ロック、ポップス、カントリー、ブルースなど、幅広いジャンルで支持されています。
Champ(チャンプ)|練習用・録音用の“小さな名機”

画像は現行の57 Custom Champ
ChampはFenderの小型真空管アンプシリーズで、「小さいのに味がある」と人気のモデルです。特に「Fender 57 Custom Champ」などはハンドワイヤード構造で、古き良きブルージーなクランチが得られます。
特徴:
- 出力は3〜5W程度の小型
- ボリュームを上げると太いクランチに
- 宅録や自宅練習に最適
- ブルース系ギタリストに人気
小音量でも真空管の味を楽しみたい人におすすめ。「真夜中の秘密のジャムセッション」に付き合ってくれるような味わいのあるアンプです。
Bassman(ベースマン)|もともとはベース用、それがギター界で大人気に

画像は現行の’59 Bassman LTD
Bassmanは元々ベース用アンプとして誕生しましたが、ギタリストの間で「太くて抜けがいい!」と評判になり、現在ではギター用ビンテージアンプの代表格になっています。
特徴:
- 太い低音と豊かな中域
- 軽く歪ませたときのクランチが絶品
- ブルース、カントリー、クラシックロックに最適
- Marshall初期モデルの設計にも影響を与えた伝説的存在
「Fenderのクリーンにロックスピリットをひとつまみ」──そんな音を探している人にはぜひ一度触ってほしい名機です。
注意しなくてはならないのが、「すべてのBassmanがギター用になるわけではない」ということ。基本的に、Bassmanは本来の意図通りベースアンプとして製造されています。
インターネットや楽器店で購入するときは、「これはギターで使えるBassmanなのか」と確認するようにしてくださいね!
Twin Reverb(ツインリバーブ)|“フェンダークリーン”の代名詞

画像は現行の’65 Twin Reverb
スタジオ常設率も高い、Fenderアンプの超定番モデル。 ステージの大音量でも歪まずにクリーンを保てるパワーを持ち、「大きな箱でフェンダークリーンを鳴らしたい」場合は筆頭候補になります。
特徴:
- クリーントーンの透明度が非常に高い
- 大音量でも歪みにくい
- スピード感のある高域と深いスプリングリバーブ
- プロユースで最も多く使われるFenderアンプのひとつ
クリーントーンをメインに戦うギタリストなら、一度はツインで鳴らす歓びを味わってみてください。
Princeton Reverb(プリンストンリバーブ)|小型コンボの優等生

画像は現行の’65 Princeton Reverb
Twin Reverbよりも小型で、音量も扱いやすいのがPrinceton Reverbです。自宅〜小規模ライブまで幅広く対応でき、耳に優しいサイズ感ながら音の芯はしっかり存在します。
特徴:
- Twinより小音量でもクリーンが美しい
- クランチまでのレンジが広く、感情表現がしやすい
- レコーディングスタジオでの使用率も高い
「クリーンもクランチもおいしく鳴る」「宅録にも使える」という点で評価され、シンガーソングライターにも人気です。
Hot Rod(ホットロッド)|現代ロック向けFenderの定番

画像は現行のHot Rod Deluxe 112 Enclosure
Hot Rodシリーズは現代ギタリストのために開発されたモデルで、フェンダーらしいクリーンに加え、クランチ〜ディストーションまでカバーできるマルチな性能が魅力です。
特徴:
- クリーンから強めの歪みまで対応
- ライブ用アンプとして人気が高い
- コスパと汎用性が高く、初めてのライブアンプとしても◎
「一台で何でもやりたい」「Fenderで歪ませたい」人にはHot Rodは強い味方になります。
Champion(チャンピオン)|初心者にも優しいモデリングアンプ

画像は現行のChampion II 100
ChampionシリーズはFenderクリーンをはじめ、各種アンプモデルやエフェクトを搭載したデジタルアンプ。とにかく「手軽に良い音」を作りやすく、練習用・趣味用として大人気です。
特徴:
- 操作がシンプルで初心者でも扱いやすい
- 自宅練習に最適なボリューム感
- 複数のアンプモデル・エフェクトを搭載
- 価格が手頃でコストパフォーマンスが高い
「Fenderの音を気軽に楽しみたい」「自宅用にちょうどいいアンプがほしい」という人にはぴったりのシリーズです。
まとめ|Fenderアンプは「自分の音を始める場所」になる
Fenderアンプは、一見クリーンが中心に見えますが、モデルによってキャラクターはさまざまです。
| モデル | 特徴 | おすすめジャンル |
|---|---|---|
| Champ | 小型で味のあるクランチ | ブルース・宅録 |
| Bassman | 太い低域と骨太なクランチ | ブルース・クラシックロック |
| Twin Reverb | 圧倒的クリーン | ポップス・ジャズ・バラード |
| Princeton Reverb | 小型だけど表現力豊か | シンガーソングライター・録音 |
| Hot Rod | クリーン〜ドライブも対応 | ロック・ポップ |
| Champion | 初心者&自宅用万能アンプ | 練習用・趣味 |
どのモデルも「あなたの演奏を支えてくれる個性」を持っています。「自分の音を作りたい」と思ったとき、Fenderアンプはその入り口として最高の相棒になってくれるでしょう。
さあ、今日もFenderを鳴らして、自分だけのトーンを探しにいきましょう!
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