定番ギターアンプの魅力や使い方を紹介!
公開日:2025.12.04 更新日:2025.11.18バンド楽器音楽を始めよう♪
「同じギターなのに、スタジオに行くとまったく違う音になる…」そんな不思議な経験をしたことはありませんか? その原因はギターアンプにあります。
エレキギターの音は「ギター本体+アンプ」で初めて完成すると言われるほど、アンプの存在は重要です。 特にライブハウスやリハーサルスタジオでは、定番アンプが常設されていることが多く、「あれが鳴らしにくい」「このアンプだと良い音がする」といった好みや相性を感じた人も多いはず。
そこで今回は、バンドマンやライブギタリストがよく使う定番アンプ5機種をピックアップし、それぞれの魅力・音のキャラクター・使いどころをわかりやすく紹介します。
ギターアンプの基本的な仕組みや選び方をもっと知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
↓ ギターアンプの種類と選び方(クラブナージ音楽教室)
目次
Roland JC-120|クリーントーンの王様

別名「ジャズコ」として親しまれるJC-120(ジャズコーラス)は、1975年の発売以来、世界中のスタジオやライブハウスに常設されている名機です。トランジスタアンプの代表格として知られ、その音はとにかくクリアでクセが少なく、コードを鳴らすと粒立ちのよいクリーントーンが前に出てきます。
主な特徴:
- 超クリーンで歪まないサウンド
- ステレオ空間を感じられる名物エフェクト「Chorus」
- エフェクターとの相性が抜群
- バッキングギターやクリーンサウンドに最適
特にJCのステレオコーラスは伝説的で、「クリーン+揺れ感」が欲しいなら真っ先に選ばれるほど。実は、エレキギターでよく使われる「Chorus」というエフェクトを最初に搭載したアンプなのです。
ロックバンドでもギターの片方がJCを使うことは多く、ポップスやフュージョン系でも愛されています。
Fender Twin Reverb / Deluxe Reverb|煌びやかなビンテージ系クリーン

Twin Reverb

Deluxe Reverb
「アメリカンサウンド」といえばFenderアンプ。その中でもよく使われるのがTwin Reverb(ツインリバーブ)とDeluxe Reverb(デラリバ)です。どちらも真空管アンプ特有の温かみがあり、クリーントーンに「きらめき」や「ハリ」が加わります。
ツインリバーブ(Twin Reverb)の特徴:
- 大音量でもクリーンが歪みにくい
- 歯切れよく分離感のある音
- フェスやホールなど大音量環境で活躍
デラリバ(Deluxe Reverb)の特徴:
- 中音量から心地よくクランチ(軽い歪み)に
- ブルースやロックに最適な生々しいドライブ感
- スタジオサイズでも扱いやすい
簡単に言うと、「広いステージでクリーンを保ちたいならTwin」「少し歪ませたいならDeluxe」という使い分け。特にクランチ気味のブルージーなサウンドはデラリバの十八番です。
ちなみに、「Twin Reverb」とは、リバーブ(残響を付け加えるエフェクト)が2つついているわけではなく、「Fender Twin」というアンプにリバーブを搭載したためについた名前だということです。
Marshall JCM2000|ロックのど真ん中を貫く歪み

黒い筐体に金色のパネル――Marshall(マーシャル)JCMシリーズは、まさに「ロックアンプの代名詞」。その中でもJCM2000はミドルが強く、豪快な歪みと抜けの良さが特徴です。
JCM2000の主な特徴:
- ミドルが太く、パワフルな歪み
- コードリフも単音フレーズも映える
- ハードロック・パンク・メタルなどで大活躍
- 「マーシャルで鳴らす」という行為にロック的ロマンがある
「アンプ直でロックしたい」という人にとって、JCM2000は理想的な選択肢です。ツマミを12時に合わせてレスポールをかき鳴らすと、「ロックやってる!」という感覚に包まれることでしょう。
VOX AC30|ブリティッシュサウンドの象徴

VOX AC30は、1960年代のビートルズやブリティッシュ・インヴェイジョン期のUKロックで大活躍した真空管アンプです。現在でもU2やRadioheadなど、多くのギタリストから愛されています。
AC30の特徴:
- エッジの効いた「ジャキッ」としたクリーン
- 軽く歪ませると上品なクランチに
- アルペジオやコードカッティングが映える
- コンプ感のある心地よいサウンド
AC30は「JCほど綺麗ではないが、Fenderほど柔らかくなく、Marshallほど攻撃的ではない」という絶妙な立ち位置。ブリティッシュサウンドを狙いたい人にとっては、「これぞギターアンプの味」と感じられる一台です。
結局どれを使えばいいの?目的別おすすめ
| こんな人におすすめ | アンプ名 |
|---|---|
| クリアでクセのないクリーンが欲しい | Roland JC-120 |
| 温かくきらびやかなクリーンが欲しい | Fender Twin/Deluxe Reverb |
| 王道ロックな歪みを作りたい | Marshall JCM2000 |
| UKロックやアルペジオが好き | VOX AC30 |
おわりに
同じアンプでも、ピッキングの強さ・ギターの種類・EQ設定・弾き手のニュアンス次第で音は大きく変わります。つまり、アンプは自分のプレイスタイルと向き合うための「楽器」なのです。
アンプを使うときは、設定を変えて音の変化を楽しんでみてください。最終的には「このアンプなら自分の音が鳴る」という瞬間が訪れるはずです。
さあ、今日もあなたのサウンドを鳴らしに行きましょう!
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