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ソウルとは|音楽ジャンル解説シリーズ

公開日:2025.11.20 更新日:2025.11.18バンド楽器音楽のマナビ

ソウルとは|音楽ジャンル解説シリーズ

「心の底から歌う」「身体が勝手に揺れる」「感情がこみ上げてくる」──そんな音楽をひとことで表すと“ソウル(Soul)”になります。
ソウルはただのジャンル名ではなく、「魂(Soul)」という言葉の通り、黒人音楽の歴史や人々の感情、生きる強さが込められた音楽です。ゴスペルR&Bをルーツにしながら、力強く・感情豊かに・身体で感じる音楽として1960年代以降に世界中へ広がりました。ここではソウルの歴史から代表曲、近接ジャンルまで、初心者にもわかりやすくご紹介します。

1. ソウルという名前の由来と歴史

「ソウル(Soul)」という言葉には、「魂」「心」「精神性」といった意味があります。音楽ジャンルとしてのソウルは1960年代のアメリカ合衆国で誕生しました。 ルーツはゴスペル(黒人教会音楽)R&B(リズム・アンド・ブルース)の融合です。

ゴスペルの「神への祈り」「コール&レスポンス(呼びかけと応答)」と、R&Bの「リズムの強調」「世俗的な歌詞」が融合し、より情熱的で感情を前面に出す音楽として「ソウル」と呼ばれるようになりました。

1960年代前半にはレイ・チャールズ(Ray Charles)サム・クック(Sam Cooke)ジェームス・ブラウン(James Brown)といったアーティストが台頭。「教会と街が一体化した音楽」「魂を揺さぶる歌」として、ブラックミュージックの中心的存在となります。

さらに、レコード会社によって地域色のある“ソウルのスタイル”が発展しました。

  • モータウン・サウンド(Motown):デトロイト発。The SupremesやJackson 5など、洗練されていてポップで親しみやすい。
  • サザン・ソウル(Southern Soul):メンフィス発。感情むき出し、ブルースやゴスペル色が強い(Otis Redding、Wilson Pickett)。
  • フィリー・ソウル(Philly Soul):フィラデルフィア発。ストリングスを使った華やかでダンサブルなスタイル(The O’Jays)。

こうしてソウルは「黒人の魂の叫び」であると同時に、「大衆に支持されるポップ音楽」へと進化し、1970年代にはファンクやディスコへとつながる架け橋になります。

2. ソウルのサウンドと構成の特徴

ソウルは「感情を解放する音楽」とも言えますが、構成には特徴があります。

  • ヴォーカルが主役:弱音からシャウトまで感情表現が豊か。「歌い上げる」ことが重視されます。
  • コール&レスポンス:ゴスペル由来。歌手とコーラス、リードと聴衆が対話するように進行。
  • スウィングするリズム:R&Bやファンクへとつながるグルーヴ感あるビート。
  • ホーンセクション:トランペットやサックスがアクセントを入れ、感情の高まりを演出。
  • メッセージ性のある歌詞:恋愛だけでなく、自由・誇り・生きる意志などを歌うことも多い。

聴きながら思わずうなずいてしまう、身体が揺れてしまう──それがソウルの力です。

3. 代表的なソウル楽曲3選

ここでは入門にぴったりな名曲を3つご紹介します。

  • Otis Redding – “(Sittin’ On) The Dock of the Bay”(1968)
    メンフィスのサザン・ソウルを代表する名曲。静かな哀愁と心地よいメロディが魅力。

  • Marvin Gaye – “What’s Going On”(1971)
    公民権運動や戦争問題に対するメッセージを込めた、深い精神性を持つソウルクラシック。

  • James Brown – “I Got You (I Feel Good)”(1965)
    ジェームス・ブラウンのシャウトとホーンの掛け合いが炸裂する、ファンクへの橋渡しとなる一曲。

他にもAretha Franklin「Respect」やAl Green「Let’s Stay Together」など、聴けば魂が震える名曲ばかりです。

4. ソウルと近接ジャンル

ソウルは多くのジャンルの“親”や“兄弟”のような立ち位置にあります。

  • ファンクJames Brownの影響で、リズムを強調したダンサブルな進化形。
  • ディスコ:踊れるソウルをよりポップに展開し、クラブ向けに進化。
  • ネオソウル:1990年代以降に生まれた、現代的で柔らかなソウル(Erykah Badu、D’Angelo)。
  • R&Bソウルのメロディ性とファンクのグルーヴを融合した現在のポピュラー音楽。

5. なぜソウルは今も愛されるのか

ソウルは「技術」ではなく「感情」から始まります。 悲しいときは泣きながら歌い、嬉しいときは踊るように歌う──その自然な感情の表現ゆえに、時代や国境を越えて愛され続けています。

また、テンポやジャンルに関係なく、「人間の温度」が常に音の中にあることも魅力のひとつです。デジタル時代だからこそ、血が通ったソウルはより強く胸に響きます。

もし「音楽が心に刺さるってどういうこと?」と思ったら、ソウルを聴いてみてください。人生で一度は「I Feel Good!」と叫びたくなる瞬間が訪れます。

 

 

 

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