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プログレとは|音楽ジャンル解説シリーズ

公開日:2025.11.13 更新日:2025.10.21バンド楽器音楽のマナビ

プログレとは|音楽ジャンル解説シリーズ

プログレという音楽ジャンルについて解説します


ロックなのにクラシックっぽい。ライブでは長尺の組曲。歌詞が哲学的で、曲構成は迷路のよう。 「プログレ(プログレッシブ・ロック)」は、初めて聴くと「これは本当にロックなのか……?」と戸惑うジャンルです。 しかし、その奥深さゆえに、一度ハマると抜け出せない魅力を持ち、世界中に熱狂的ファンを生み出してきました。 今回は、そんなプログレの歴史や特徴、代表曲を初心者にも分かりやすく解説していきます。

1. プログレッシブロックの名前の由来と誕生の背景

「プログレ」とは「プログレッシブ・ロック(Progressive Rock)」の略称です。 「Progressive」は「進歩的」「前進的」という意味を持ち、ロックをより芸術的に、複雑に、そして自由に進化させようとする姿勢を表しています。

1960年代後半、ビートルズやローリング・ストーンズが世界を席巻していた時代、ロックはすでにメインストリームの音楽になっていました。 そんな中、「もっと深く、もっと実験的な表現がしたい」というアーティストたちによって、より高度な音楽構造やクラシック、ジャズの要素を取り入れた新しいスタイルが誕生します。 これがイギリスを中心に広まったプログレッシブロックの始まりです。

特に1967年頃からイギリスの音楽シーンで盛り上がりを見せ、1970年代に入るとキング・クリムゾン、ピンク・フロイド、イエス(YES)などのバンドが台頭し、黄金期を迎えます。 プログレは「ロック=若者の反抗」ではなく、「ロック=芸術」として捉え直すムーブメントでもあったのです。

2. プログレのサウンドと構成の特徴

プログレの大きな特徴は、一言で「複雑で壮大」であることです。以下のような要素が典型的です。

  • 長尺の楽曲構成:1曲が10分以上になることも珍しくなく、アルバム1枚が1つの物語になっている作品も多く存在します。
  • 変拍子の多用:4/4拍子に縛られず、7/8や13/8など複雑なリズムが登場します。
  • クラシックやジャズからの影響:ストリングスやオーケストラ風の展開、ジャズ風のソロなどが頻繁に組み込まれます。
  • コンセプト志向:歌詞や世界観に一貫したテーマを持ち、哲学的・幻想的な物語を展開することもあります。
  • シンセサイザーやメロトロンの活用:幻想的かつ重厚なサウンドを作り上げる鍵となります。

「ロックをもっと自由に、もっと芸術的に」という精神がサウンド全体に表れており、リスナーは音の旅に誘われる感覚を覚えることも多いでしょう。

3. 代表的なプログレ楽曲3選

プログレは多くの名曲を生み出しました。ここでは初心者にも聴きやすく、プログレの特徴を理解しやすい3曲を紹介します。

  • キング・クリムゾン『21st Century Schizoid Man(21世紀のスキッツォイド・マン)』
    歪んだボーカル、高速変拍子、ジャズ風のブレイクなど、プログレの衝撃を世界に知らしめた1曲。

  • ピンク・フロイド『Time』
    論理的かつ哲学的な歌詞と壮大なサウンド構築、時計の音が象徴的。アルバム全体がコンセプトで繋がっている点もプログレらしい特徴です。

  • イエス『Roundabout』
    リック・ウェイクマンのキーボードとスティーヴ・ハウのギターが絡み合う美しい構成。キャッチーさと複雑さのバランスが絶妙です。

4. プログレと近接ジャンルの関係

プログレはその複雑性から他ジャンルと密接に関わっており、派生ジャンルも多く生まれました。

  • シンフォニック・ロック:クラシック音楽の要素を強調したサウンド(例:Yes、Genesis)。
  • カンタベリー系:ジャズ寄りで柔らかいサウンドが特徴(例:Caravan、Soft Machine)。
  • プログレ・メタル:Dream Theaterなどが代表。ヘヴィメタルの攻撃性とプログレの構成力が融合。
  • アヴァンギャルド・ロック:実験性を強めたスタイル(例:Frank Zappa)。

このようにプログレは多くのジャンルの橋渡し役となっており、現在のポストロックやポリリズミックな音楽にも影響を与えています。

5. プログレが今も愛される理由

「難しい」「長い」「とっつきづらい」と評価されることも多いプログレですが、それでも根強いファンが存在します。 なぜなら、そこには「音楽を旅する感覚」「世界観への没入」「何度も聴いて発見できる奥行き」があるからです。

プログレはただのBGMではなく、「座ってじっくり味わうための芸術作品」といえるジャンル。 あなたも、少し時間をとって音楽の迷宮に浸ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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