ギター・ベースのノイズがひどい!初心者向けチェックポイント
公開日:2025.10.31 更新日:2025.10.18バンド楽器音楽のマナビ
目次
ノイズの原因は一つではない
「ジャーーー」「ブーーーン」「ピーピー」……。 せっかくギターやベースをつないで練習しようとしたのに、音を出す前からスピーカーからノイズが鳴り響く──これは初心者の多くが経験する“最初の壁”です。 しかもノイズの原因は一つではなく、いくつもの要素が絡み合っているため、原因不明のまま放置してしまうケースも少なくありません。
しかし、順番にチェックしていけば意外と簡単に解決できることもあります。 この記事では、初心者の方がまず確認すべきノイズ対策の基本チェックポイントを、わかりやすく丁寧に解説します。 「機材が壊れた!?」と焦る前に、まずはこのページを読みながら一つずつ確認してみましょう。
1. 弦アースをとれているかチェック
まず最初に確認したいのが「弦アース」です。 多くのエレキギターやベースは、弦を通じて演奏者の体を“アース(接地)”として利用し、ノイズを逃がす仕組みになっています。
アンプに接続した状態で、弦に触れる前と触れた後でノイズが減るかどうかを確認してみましょう。 弦に触れた瞬間に「ジーーー」というノイズがスッと小さくなるなら、正常です。これはあなたの体を経由して余分な電気が逃げている証拠です。
逆に、弦に触れてもノイズが変わらない、または触るとノイズが増える場合は、内部のアース線が断線している可能性があります。 中古品や自作・改造楽器では特にありがちなトラブルで、この場合はリペアショップでの点検・修理をおすすめします。
2. 歪ませすぎていないかチェック

ノイズの原因として見落とされやすいのが「歪みすぎ」です。 ディストーションやオーバードライブなど、歪みエフェクターは音を増幅して倍音を強調しますが、同時にノイズも一緒に増幅してしまうのです。
たとえば歪みペダルを2台つないでゲインを全開にした場合、演奏していないときに「ジーーー」や「ブーーーン」といったノイズが盛大に出ます。 初心者のうちは「歪ませればかっこいい音になる」と思いがちですが、実際はちょっと歪ませすぎただけでノイズ地獄に突入します。
歪みは少し抑えるだけでノイズが激減します。 アンプとペダル両方を全開にしない、ペダルのゲインを少し絞る、ギターのボリュームノブを調整する──こういった工夫でクリアな音を保ちつつロックなサウンドを作れます。
3. シールドケーブルの接触不良をチェック
意外と盲点なのがシールドケーブルの接触不良です。 シールドとは、ギターやベースとアンプをつなぐケーブルのこと。内部に導線とノイズを防ぐための網線(シールド)が入っています。
長年使っていたり、安価なケーブルを使っていたりすると、内部のハンダが取れたりシールドが破れたりして、 プラグをちょっと動かすだけで「バリッ」「ブツッ」と音が途切れたりノイズが走るといった現象が起きます。
簡単なチェック方法は以下の通りです:
- 別のケーブルに差し替えてみる
- ケーブルをゆっくり動かしながらノイズが出る箇所を確認する
- 他の楽器・アンプでも同じ現象が起きるか試す
これでノイズが消えるようなら、原因はケーブルです。 シールドケーブルは消耗品ですので、断線していたら迷わず買い替えましょう。 演奏中に「バリバリ…」と鳴るのは、機材のせいではなくケーブルが寿命というケースが非常に多いのです。
4. コンセントや電源環境をチェック

電源環境もノイズの重要な要因です。 古い電源タップや延長コードを使っていると、電源ノイズがアンプに乗って「ブーーン」というハムノイズの原因になります。
特に、アンプとエフェクターを別々のコンセントから取っていると、アースの電位差でノイズが増幅されやすくなります。 できるだけ同じ電源タップにまとめ、アース付きのタップを使うのが理想です。
また、複数のエフェクターを使っている場合にもノイズが発生することがあります。なんと、デジタルのエフェクターとアナログのエフェクターを同時に使うと、ノイズが生じてしまうのです。この解決方法は、「独立型」と呼ばれるパワーサプライ(電源供給機器)を用いるのが確実です。
5. 家電・スマートフォンなど周囲の環境をチェック
最後に、周囲の電子機器も強力なノイズ発生源です。 ギターやベースのピックアップは弦の振動だけでなく空気中の電磁波も拾ってしまうため、 蛍光灯、Wi-Fiルーター、スマートフォン、パソコンのモニターなどがノイズを発する原因になることがあります。
特にシングルコイルPUのギター(例:ストラト)はノイズを拾いやすいため、 蛍光灯を消したりスマホをアンプから離したりするだけでノイズが激減することもあります。
一つひとつ家電の電源を切りながらノイズの変化を確認するのが効果的です。 「スマホを離したらピタッと止まった!」なんてこと、実は珍しくありません。
6. まとめ:原因を切り分ければ、ノイズは怖くない!
ギター・ベースのノイズといっても、その原因は
- 弦アースの不良
- 歪みすぎ
- シールドケーブルの接触不良
- コンセント・電源環境の問題
- 周囲の電子機器からの干渉
と、実に多岐にわたります。 しかし、ひとつずつ順にチェックしていけば、必ずどこかで原因が見えてきます。
ノイズの原因を突き止めて、クリアなサウンドが鳴った瞬間は感動ものです。 今日から少しずつ、ノイズのない快適なギター・ベースライフを手に入れましょう!
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