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あのギタリストの音色を再現する方法【ギター音作り】

公開日:2025.10.29 更新日:2025.10.18バンド楽器上達のコツ

あのギタリストの音色を再現する方法【ギター音作り】

憧れのギタリストに近づきたいあなたへ


好きなギタリストの音を聴いて、「どうやったらあの音になるんだろう……」と悩んだことはありませんか?
Jimi Hendrixのシャキッとしたシングルサウンド、B’z松本孝弘の厚みのあるリードトーン、John Mayerの透明感あるクリーン、あるいはメタリカの重厚なハイゲイン――ギタリストごとに独特の“音の個性”があります。

しかし、実はその音色の多くは、数個の基本的な要素を押さえれば「似せる」ことが可能です。しかも、高級機材を買い揃えなくても、今あるギターとアンプ・エフェクターでかなり近づけられます。

この記事では、音作りの基本要素と実践的なアプローチを、初心者にもわかるように丁寧に解説します。


1. まずはここから:ピックアップの種類を理解する

ギターの音色の根本にあるのがピックアップです。ピックアップとは、弦の振動を電気信号に変える装置で、ギターの種類によって大きく音が変わります。代表的なのは以下の2つです。

  • シングルコイル:Fender Stratocaster(ストラト)などに搭載。音が明るく、輪郭がはっきりしていて、クリーン〜軽い歪みで抜けが良い。
  • ハムバッカー:Gibson Les Paulなどに搭載。ノイズが少なく、音が太く、サステイン(伸び)が長い。ハイゲインにも強い。

シングルコイル

ハムバッカー

たとえば、John MayerやJimi Hendrixのようなサウンドは主にシングルコイル由来、B’z松本やSlashのようなサウンドはハムバッカー由来です。

とはいえ、ギターを複数持っていなくても諦める必要はありません。ここから先が重要です。


2. ピックアップが違っても、EQ(イコライザー)で寄せられる

シングルコイルとハムバッカーの音の違いは、「周波数バランス」にあります。シングルは高音が強く、ハムは中〜低音が太い。つまり、イコライザー(EQ)を使えば、ある程度似たキャラクターに寄せることができるのです。

例えば、ハムバッカーでシングルっぽい音を作りたい場合:

  • 高音域(トレブル)をやや上げる
  • 中低域(ロー・ミドル)を少し削る
  • アンプのゲインを控えめにする

逆に、シングルでハムっぽい音を出したい場合:

  • 中域(ミドル)をしっかり持ち上げる
  • 高音域を少し抑える
  • コンプレッサーやブースターで音を太くする

こうした調整は、アンプのトーンつまみやマルチエフェクターの内蔵EQでも十分対応可能です。もちろん完全に同じ音にはなりませんが、バンド演奏や録音で「それっぽく聴かせる」レベルには充分到達できます。


3. 歪みの量を見極める

有名ギタリストの音を真似するとき、最初にやってしまいがちなのが歪ませすぎです。


たとえば、B’z松本孝弘やEric Claptonのリードは、実は想像以上に歪みが少なく、ピッキングやビブラートでサステインや太さを出しています。逆に、MetallicaやDream Theaterのようなメタル系は、強めのハイゲインが特徴ですが、それでも輪郭が潰れるほど歪ませてはいません。

音作りのコツは、

  • まずは控えめな歪みから始める
  • ピッキングの強弱やボリュームでダイナミクスをつける
  • 必要ならブースターやオーバードライブで「押し出す」

過剰な歪みはノイズが増えるだけでなく、音がぼやけてバンド内で埋もれてしまう原因にもなります。リードでもバッキングでも、「ちょっと物足りないかな?」くらいが実はちょうどいいことが多いのです。


4. 揺らし系・空間系エフェクトのかけ方

有名ギタリストの音には、歪み以外にもコーラス・フェイザー・フランジャー・リバーブ・ディレイといった“揺らし系(モジュレーション系)”“空間系”エフェクトが絶妙にかかっています。

例えば、The PoliceのAndy Summersはクリーントーンにコーラス+ディレイを薄くかけて、幻想的な空気感を作っています。U2のThe Edgeは、ディレイをリズムに同期させることで、単音フレーズをまるで“ハーモニー”のように聴かせています。Nirvanaのカート・コバーンが弾く、Smells Like Teen Spiritの印象的なサウンドは、コーラスによって生み出されています。

ポイントは、かけすぎないこと。初心者がやりがちなのは、リバーブやコーラスを深くかけすぎて音が遠くに行ってしまうパターンです。プロはごく薄く、しかもテンポやフレーズに合わせて繊細に調整しています。

基本的には、

  • コーラスやフェイザーは深さ(DEPTH)を控えめに、スピードも遅めで自然に
  • ディレイは1〜2回反射程度に抑え、リズムに合わせる
  • リバーブは「鳴ってるかわからない程度」がちょうどいい

このくらいの調整でも、クリーンでも歪みでもグッとプロっぽくなります。


5. そして一番大事なのは……演奏!

ここまで機材の話をしてきましたが、実は音色を決定づける最大の要素は「演奏」そのものです。
同じギター・同じアンプ・同じ設定でも、上級者が弾くと「あの音」が鳴るのに、自分が弾くと「なんか違う…」となる経験、ありませんか?

その差を生むのは、

  • ピッキングの角度・強さ
  • 指やピックの当たる位置
  • ビブラートの幅や速さ
  • チョーキングの音程の正確さ

たとえば、スティーヴィー・レイ・ヴォーンはシングルコイル+ストラトを使っていますが、彼の音の太さは弦のゲージやアンプ以上に超人的なピッキングの強さとビブラートに支えられています。

つまり、「音を真似る」というのは単に機材をそろえることではなく、奏法そのものを観察してコピーすることなのです。


6. まとめ──「音」は“構造”と“手”でできている

有名ギタリストの音色は、魔法のように感じるかもしれません。しかし、その多くは以下のようなシンプルな要素の組み合わせです。

  • ピックアップの特性(シングル or ハム)
  • EQでの補正
  • 適切な歪み量
  • 控えめで効果的な空間系エフェクト
  • そして、演奏そのもの

この順番を押さえれば、特別な機材がなくてもかなり近いサウンドが作れます。

「機材を揃える前に、まずEQと弾き方を見直す」。それが、音作り上達の最短ルートです。憧れのギタリストの音を、あなたの手で再現してみましょう!


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