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実は買わなくていいエレキギターの機材

公開日:2025.10.28 更新日:2025.10.18バンド楽器音楽を始めよう♪

実は買わなくていいエレキギターの機材

本当は必要ないエレキギターの機材


エレキギターを始めようとすると、インターネットや雑誌、動画でいろいろな「おすすめ機材」が目に飛び込んできます。
「これは絶対必要!」「初心者でもまずはこれを!」という言葉に引っ張られ、気がつけば買い物リストの中身がどんどん増えていく……そんな経験はありませんか?

しかし、実際には初心者のうちに買わなくても全く困らない機材が意外と多いのです。むしろ、最初からあれこれ揃えると、お金だけでなくモチベーションまで削られることもあります。

この記事では、「ネットでは必須っぽく言われるけど、実は買わなくていい」代表的なエレキギター機材を4つ紹介します。理由や代替手段も合わせて解説するので、これから始める方はぜひ参考にしてみてください。


1. 高級なシールドケーブルは不要

シールド(ケーブル)は、ギターとアンプをつなぐための必需品です。ここでよく見かけるのが、「高級シールドは音が全然違う!」という宣伝やレビュー。確かに、プロが録音スタジオやステージで長い距離を引き回すときには、ケーブル品質が音に影響します。ノイズや高音域の減衰が起こるため、数千円〜1万円以上するシールドが活躍する場面もあります。

しかし、初心者が6畳の部屋で練習する程度なら、1,000〜2,000円の標準的なシールドで全く問題ありません。距離も短く、音質劣化もほとんどありません。むしろ重要なのは「断線しにくいこと」「適度な長さ(3m前後)」の方です。例えばCANAREのシールドなどは、スタジオでも標準的に使われる、立派なプロ仕様の機材です。

また、ケーブルは使い方次第で寿命が大きく変わります。巻き方をきちんと覚えれば、安価なものでも長く使えます。高級シールドを買う前に、まずは正しい取り扱い方を身につける方が先決です。


2. 多数のエフェクターをそろえる必要はない

初心者が特に陥りやすいのが、「エフェクター沼」です。ネットやYouTubeで音作りの情報を探すと、ディストーション、オーバードライブ、コーラス、リバーブ、ディレイ……と、次から次へと魅力的なペダルが紹介されます。

しかし、最初から全部そろえる必要はありません。というより、最初のうちは1台もなくてもOKです。なぜなら、最近は小型の練習用デジタルアンプに多彩なエフェクトが内蔵されているからです。

たとえばBOSS、Yamaha、Fenderなどの練習用アンプには、基本的な歪み(ディストーション/オーバードライブ)やリバーブ、ディレイなどが標準で搭載されています。つまみを回すだけで多彩な音が作れるため、エフェクターを並べる必要がありません。

プロでも、ライブやレコーディングで「歪み+空間系1台」程度のミニマルな構成で済ませる人は多いものです。まずはアンプ内蔵のエフェクトを使い倒し、「この音がもっと欲しい」と思ったときに、初めてエフェクターを購入するくらいで十分です。


3. ギターケースは「持ち運ばないなら」いらない

意外と見落としがちなのがギターケース問題です。新品ギターを買うとき、ソフトケースが付属してくることが多いですが、別途ハードケースやセミハードケースを勧められることもあります。

もちろん、スタジオやライブに頻繁に持ち出す人にとってはケースは必需品です。しかし、家でしか練習しないのであれば、ケースはほとんど使いません。むしろ「きちんとしまうと出すのが面倒」になり、練習のハードルが上がってしまうケースもあります。

ギターはスタンドに立てておくか、壁掛け用のハンガーを取り付けておくと、いつでも手に取れる状態になり、練習頻度が格段に上がります。これは多くのギター講師や上級者も口をそろえて言うポイントです。

「とりあえず飾るくらいの気持ち」で部屋に出しておく方が、上達の近道になる場合もあるのです。


4. 教本はYouTubeで代用できる

ギターを始めるとき、「まずは定番の教本を買おう」と考える方は多いでしょう。もちろん、『できるゼロからはじめるギター』『ギター弾き語りの本』などの定番教本はよくできていますし、体系的に練習できるという利点があります。

しかし、最近ではYouTubeや無料レッスンサイトが驚くほど充実しています。動画で手元の動きや音を確認できるため、文字と譜面だけの教本よりも分かりやすいという人も少なくありません。

たとえば、コードの押さえ方やストロークパターンは、動画で見た方が圧倒的に理解が早いです。もちろん、教本がまったく不要というわけではありませんが、最初の1〜2冊を買い込む必要はなく、まずは無料のリソースで十分です。

後から「自分にはこのジャンルをもっと深掘りしたい」という気持ちが出てきたときに、目的に合った教本を選ぶ方が有効です。


5. 結局、必要なのは「最小限+練習環境」

ここまで紹介してきたように、初心者のうちは以下のような最低限のものがあれば十分です。

  • ギター本体
  • 標準的なシールド1本(安価でOK)
  • 練習用デジタルアンプ(エフェクト内蔵)
  • チューニング用のスマホアプリ

そして何より大切なのは、練習しやすい環境です。椅子やスタンド、手軽にギターを持てる配置、スマホで録音できる仕組みなど、地味な部分を整えるだけで上達速度はぐんと上がります。


6. まとめ──買いすぎ注意!本当に必要なものを見極めよう

ネット上には便利な情報があふれていますが、その裏には「売りたい機材」も潜んでいます。初心者ほど「形から入りたくなる」ものですが、本当に必要な機材は意外と少ないのです。

・高級シールドは標準品で十分
・エフェクターはアンプ内蔵で代用可
・持ち運ばないならケースはいらない
・教本はYouTubeでも代用可能

この4点を意識するだけで、余計な出費を抑え、ギターに向き合う時間を増やすことができます。

そして、必要だと自分で感じたときに初めて機材を買い足せばOK。焦らず、少しずつ、自分のギターライフを作っていきましょう。


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