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パッシブとアクティブ、ベースの違いをわかりやすく解説

公開日:2025.10.17 更新日:2025.10.05バンド楽器音楽を始めよう♪

パッシブとアクティブ、ベースの違いをわかりやすく解説

パッシブベースとアクティブベースってどう違うの?


ベースを始めたばかりの人にとって、最初に出てくる疑問のひとつが「パッシブとアクティブって何が違うの?」というものです。見た目は似ていても、中身は意外と違いが大きいんです。

この記事では、ベースの「パッシブ」と「アクティブ」の違いをわかりやすく解説し、それぞれの特徴や向いているジャンル、さらに外付けプリアンプとの違いについても丁寧に説明していきます。


パッシブとアクティブの基本的な違い

まずは基本から。パッシブベースとは、ピックアップ(弦の振動を電気信号に変える部分)から出た音を、そのままボリューム・トーンつまみを経由してアンプに送る仕組みのベースです。電池は不要で、構造がシンプル。音のキャラクターもピックアップと木材そのものの個性が出やすいのが特徴です。

一方、アクティブベースは、ピックアップの信号を内蔵プリアンプ(小型の音質補正回路)で増幅・加工してからアンプに送る仕組みです。こちらは多くの場合、9V電池やリチウム電池を使用して動作します。音の調整幅が広く、イコライザー(EQ)を搭載しているモデルが多いのも特徴です。

ざっくり言うと、「パッシブ=自然体」「アクティブ=自分好みに調整可能」とイメージするとわかりやすいでしょう。

プリアンプについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください!


代表的なモデルとその特徴

パッシブとアクティブの違いを具体的にイメージするには、代表的なモデルを知るのが一番です。

パッシブの代表例:フェンダー・プレシジョンベース/ジャズベース

フェンダー プレシジョンベース(左)とジャズベース(右)

1950年代から今に至るまで、パッシブベースの代表格といえばフェンダーのプレシジョンベース(Precision Bass)とジャズベース(Jazz Bass)です。どちらも電池を使わないシンプルな構造で、音の立ち上がりがナチュラル。プレシジョンは太く力強いミドルが特徴で、ジャズベースは抜けのよい高音と多彩な音作りが魅力です。

アクティブの代表例:Music Man StingRay/Warwick

MusicMan StingRay(左)Warwick RockBass(右)

1970年代後半から、よりパワフルで多彩な音が求められるようになり、登場したのがアクティブベース。代表的なのはMusic Man StingRay。独特の1ハムバッカー+アクティブEQ構成で、キレとパンチを両立した音が特徴です。またドイツのWarwick(ワーウィック)もアクティブ回路を多用し、現代的でレンジの広いサウンドが人気です。

パッシブとアクティブでは、同じフレーズでも「音の立ち上がり」「高音域の伸び」「音圧感」がはっきりと違って聴こえます。ライブハウスやスタジオで弾き比べてみると、その差は一目瞭然です。

最近では、フェンダーからもアクティブ仕様のジャズベースが出ていますし、アクティブベースの選択肢はかなり幅広くなってきています。


アクティブにも種類がある!電池あり/なしの違い

実は「アクティブベース」と一口に言っても、すべてが同じではありません。大きく分けると、以下の2タイプがあります。

  • ① 電池がないと音が出ないタイプ
    これは内蔵プリアンプが信号経路の中心にあるタイプで、電池が切れると音がまったく出なくなります。Music Man StingRayが典型的です。
  • ② 電池が切れてもパッシブとして動作するタイプ
    近年はこの「アクティブ/パッシブ切り替え」が可能なモデルも増えています。スイッチでパッシブモードにすれば、電池が切れてもライブ続行可能という便利な仕様です。

購入する際は、電池が切れた時に音が出るかどうかをチェックしておくと安心です。特にライブや長時間のリハーサルでは、突然の電池切れが地味に怖いんですよね……。


外付けプリアンプとの違いを理解しよう

外付けのベース用プリアンプ

「あれ、アクティブって、外付けのプリアンプを使うのと何が違うの?」と思う人もいるかもしれません。確かに、外付けプリアンプをペダルやラックでつなげば、似たような音作りは可能です。

しかし、内蔵プリアンプ(アクティブベース)は、ピックアップ直後の信号を増幅・加工するため、音の鮮度が高い状態で音作りができるのがポイント。外付けプリアンプは、すでにシールドを通ってある程度ロスした信号を加工するため、微妙なニュアンスが異なります。

つまり、内蔵=楽器の一部としてサウンドを作る
外付け=後段で色付けする
という役割の違いがあります。プロの現場では「アクティブ+外付けプリアンプ」の二段構えも珍しくありません。


サウンドとジャンルの向き・不向き

パッシブとアクティブ、それぞれ得意なジャンルやサウンドの傾向があります。

パッシブが合うサウンド

パッシブは「ナチュラルで丸い音」が得意。ビンテージ系ロック、ブルース、R&B、ジャズ、ポップスなど、アンサンブルの中で自然に溶け込むサウンドを出したいときに向いています。スタジオでも扱いやすく、音の立ち上がりが柔らかいのでミックスに馴染みやすいのも特徴です。

アクティブが合うサウンド

アクティブは、ハイの伸びやローの迫力、そしてEQの可変幅を活かしたモダンでパワフルな音が得意。メタル、フュージョン、ファンク、プログレッシブロックなど、音抜けとパンチ力が求められるジャンルに向いています。スラップ奏法でもアクティブのEQが活躍し、ド派手なサウンドメイクが可能です。

もちろん、どちらが「上」というわけではなく、あくまで方向性の違いです。ジャンルや演奏スタイルによってベースを使い分けるプロも多いです。


まとめ:自分に合うベースを選ぼう

パッシブとアクティブ、それぞれに確固たる魅力があります。パッシブは楽器そのものの鳴りを楽しめる「素の音」、アクティブは自在な音作りとパンチ力を得られる「多機能な相棒」といったところでしょう。

もし迷っているなら、まずはパッシブから始めて、後でアクティブを追加するという選び方もおすすめです。最近は切り替え可能なモデルも多いので、1本で両方楽しむのもアリです。

自分の好きなジャンルや弾き方をイメージしながら、相棒となる1本をじっくり選んでみてください!


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こちらの記事もぜひ!▶個性的なベースが大好き!王道じゃないベース特集

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