アンサンブル経験者が語る「聴き合い」の習慣と効果
公開日:2025.12.07 更新日:2025.10.18上達のコツ音楽のマナビ
音楽を複数人で演奏するアンサンブル。「自分が弾く・歌う・吹く」ことに集中するだけでなく、他のメンバーの音を聴くこと——いわゆる「聴き合い」は、経験者にとって演奏の深みやチームのまとまりを左右する非常に重要な要素です。
本記事では、アンサンブルを重ねてきた演奏者たちが実際に実践している「聴き合い」の習慣と、その具体的な効果を解説します。
目次
「聴き合い」とは何か?その定義と習慣
「聴き合い」とは、演奏中および練習中に他のメンバーの音を意識して聴く行為です。単なるバックグラウンドで流れている音ではなく、音量・タイミング・音色・ニュアンスまでも感じ取り、それに応じて自分の演奏を微調整していくことを指します。
- 音量バランスを調整する意識を持つ
- 他パートの呼吸や歌い回しを聴く
- 演奏の始まり・終わりの間を揃える
- フレーズのつなぎ・休符・余白を尊重する
聴き合いを習慣にする具体的方法
実際に「聴き合い」を日常の練習に組み込むことで、その効果をより確かなものにできます。以下は経験者が実践している方法です。
1. セクション練習で音合わせをする
まずはバンド全体で演奏するのではなく、「イントロ・サビ・ブリッジなど特定のセクションだけ」で他のパートと音を合わせる練習を行います。 ここで他メンバーの音量・テンポ・ニュアンスを感じ取り、自分の演奏がバランス良くハマっているかを確認します。
2. 録音・録画して後で聴き直す
練習やリハーサルを録音・録画し、自分だけでなく他のメンバーも含めて「どう聴こえているか」を客観視することは非常に有効です。 意外なずれや、思っていたよりも他のパートが強く聴こえていた、などの発見が頻繁にあります。
3. 音量や音色を小さく調整して練習する
大きな音で演奏すると他の音をかき消してしまいがち。小さめの音量で、もしくはドラムやアンプを抑えて「聴きたい音をちゃんと聴く」練習をすることで、繊細なニュアンスを拾えるようになります。
4. 呼吸と間を合わせる練習
フレーズとフレーズのあいだ、歌や旋律の終わりと次の入りなど、「間」が音楽にとって大切です。 その間を聴き合いながら感じ取り、入りや切れをそろえることで演奏に余裕と説得力が出ます。
5. フィードバックの時間を設ける
練習後にお互いの良かったところ・改善したところを話し合う時間を持つこと。 聴き合いの感覚は人に言葉で説明してもらうことで、意識がさらに向上します。
聴き合いによって得られる効果
この習慣を持つことで、アンサンブル経験者が得たと語る具体的な効果を下記にまとめます。
- 表現力の向上:演奏に抑揚やニュアンスが加わり、感情が伝わる演奏ができるようになる。
- 一体感・まとまりの向上:バンドや室内楽で全体の音が揃い、演奏が安定する。
- リズム感の強化:他パートとタイミングを共にすることで、遅れや進みを自然と修正できる耳が育つ。
- 自己診断力の向上:自分の演奏がどう聴こえているかを客観的に把握できるようになる。
- 演奏への自信増加:人前で演奏する際にも、「メンバーと一緒に作る」という実感が持て、緊張や不安が軽減される。
経験者の声:こんな習慣が効いた!
以下は、実際にアンサンブル経験者が「聴き合い」で効果を感じた具体的なエピソードです:
- 「リハで音量をいつもより小さくしてやったところ、自分の音が全体の中でどう浮いていたかがわかった」
- 「イントロの入りを毎回揃える習慣で、ステージでの緊張時にもブレなくなった」
- 「録音から気づいた“他パートの後追い”を直したら、曲全体のノリが格段に良くなった」
聴き合いを始めるためのチェックリスト
- メトロノームを使って練習する
- セクションごとの合わせ練習をする
- 録音・録画で客観評価する
- 練習後のフィードバックを欠かさない
- 音量・音色を調節して耳を立てる
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