ポップスライブはなぜセットリストを事前に公開しないのか? 〜石田組・武道館公演の挑戦〜
公開日:2025.07.20 更新日:2025.07.20音楽のマナビ
ポップスアーティストのライブに行くと、事前に「セットリスト(曲順)」が公開されていないことが多いと感じたことはありませんか?
一方でクラシックの演奏会や吹奏楽の定期演奏会では、プログラム(演目)が事前にしっかり告知されているのが通例です。
今回は、ポップスライブでなぜセットリストを事前に出さないのか、その背景を解説しながら、異例の試みとして弦楽合奏団「石田組」のセットリスト非公開武道館公演(2024年11月)についてもご紹介。
最後には、クラブナージ音楽教室のステージイベントへのご案内もございます。
目次
1. セットリストを事前に出さない理由とは?
驚きと感動を保つため
ポップスライブでは“初めて聴く感動”を守るために、あえて事前に曲目を明かさないことがあります。
ファンにとって、次に何が来るか分からないスリルがライブの醍醐味です。
ネタバレ防止のため
SNSの普及により、情報が拡散されやすい時代になりました。
公演ごとにセットリストを変えているアーティストも多く、ファン同士の「ネタバレ防止マナー」として、公式側も公開を控えていることが増えています。
ドラマ構成重視のステージ
ポップスのライブは“演奏会”というよりも、“物語”です。
MCや演出を含めた一体感を大切にしているため、セットリストは観客にとっての“読み進める物語”であり、内容を先に知らないほうが感情移入しやすいのです。
2. 例外としてのクラシック界の挑戦「石田組」
2024年11月、日本武道館で異例の試みを行ったのが、ヴァイオリニスト石田泰尚が率いる弦楽合奏団「石田組」。
クラシック系の団体でありながら、当日のセットリスト(曲目)を事前に一切公開しないというスタイルで話題を呼びました。
なぜクラシックで非公開が話題に?
クラシックの世界では、予習・復習を前提にした「作品中心主義」が根強く、プログラムが事前に明かされるのが当然とされています。
その中で「石田組」は、あえて“即興的な出会い”と“現場の熱量”を重視し、ポップスのライブ的な没入感を演出しました。
結果としてどうだった?
SNSでは「何が始まるか分からないドキドキ感が最高だった」「クラシックの敷居が下がった」と好意的な反応が目立ちました。
一方で、「知らない曲ばかりだと楽しめない」という意見もあり、クラシック演奏会の今後の形を問う議論にもつながっています。
3. ギターボーカルではない編成も楽しめる!
実はクラブナージ音楽教室の生徒バンドライブでは、「ギターボーカル」以外の編成も数多く登場します。
例えばキーボードが中心だったり、ボーカルなしのインストバンドだったり……自由な表現ができるのも音楽の魅力です。
セットリストの有無に関係なく、どんな形でも“ライブ”はライブ。
観客との一体感、演奏者の高揚感、ステージの緊張感──これらすべてが、あなたの音楽体験を深めてくれることでしょう。
4. クラブナージ音楽教室のステージイベントに参加しよう!
クラブナージ音楽教室では、年2回の「生徒バンドライブ」(バンド系楽器中心・ライブハウス開催)と「発表会」(クラシック系楽器中心・コンサートホール開催)を行っています。
ステージ経験を積みたい
仲間とアンサンブルを楽しみたい
自分の音楽を誰かに届けたい
そんな方にぴったりのイベントです。初心者から経験者まで、どなたでも参加できます。
あなたも、ライブという名の“物語”を、自分自身で奏でてみませんか?
