ギターボーカルがいないバンドの魅力とは? ~バンドアンサンブルの多様性を知る~
公開日:2025.07.19 更新日:2025.09.24バンド楽器音楽を始めよう♪音楽のマナビ
バンドといえば「ギターボーカル」の存在が真っ先に思い浮かぶ方が多いかもしれません。
しかし実際には、ギターボーカル“ではない”スタイルのバンドも多数存在し、それぞれに個性的で魅力的なサウンドを展開しています。
この記事では、
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ギターボーカルではないバンドの実例
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他のスタイルのアンサンブルの違い
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楽器隊の役割や意識の変化
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作曲・編曲面での個性の出し方
など、バンドアンサンブルを多角的に捉え、ギター以外のパートで活躍したい人、バンド全体を俯瞰して演奏したい人に向けてまとめていきます。
目次
1. ギターボーカルがいないバンドって、どんな編成?
ギターをフロントに据えないバンドには、以下のようなタイプがあります。
✅ キーボード・ボーカル型
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例:Superfly(ライブ編成)、Mrs. GREEN APPLE(初期)
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キーボードがメロディを担い、ギターは伴奏やテクスチャ担当に回ることが多い
✅ ベース・ボーカル型
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例:凛として時雨(345がボーカル兼ベース)、RADWIMPS(野田洋次郎がギターを持たない曲あり)
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リズムのうねりとメロディが一体化する独特のグルーヴ感
✅ ドラム・ボーカル型
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例:ねごと(蒼山幸子:ドラムボーカル楽曲あり)、ポリス(スチュワート・コープランド)
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視覚的にも耳でも“異色”のパフォーマンスとして映える
✅ ボーカル単独型(フロントマンがマイクのみ)
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例:King Gnu(井口理)、マキシマム ザ ホルモン(ダイスケはん)、Official髭男dism(藤原聡)
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楽器隊が主導権を持ち、ボーカルがパフォーマンス特化
ギターボーカルを置かないことで、バンド全体の音のバランスや見せ方に新たな工夫が求められるのです。
2. ギターボーカルバンドとの“アンサンブル”の違い
ギターボーカルがいるバンドでは、ギターがリズム・メロディ・パフォーマンスの中心になることが多く、
バンド全体もそのテンポやノリに合わせて構築される傾向があります。
一方で、ギターボーカルがいない場合、
キーボードがリードする場合:
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コード感が広く、ジャジー/ドリーミーな響きに
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ドラムやベースがタイム感の中心に来ることも多い
ドラムが主導する場合:
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フレーズがタイトになり、バンド全体の“間”が重要に
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ギターは空間系エフェクトなどでリズムを補完
ボーカル単独型では:
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各楽器がボーカルの空間を邪魔しないバランス感覚を求められる
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楽器ごとの個性を立たせつつ、バッキングに徹する場面も多い
このように、リードパートがギターでないからこそ、アンサンブル全体で緻密な連携が必要になるのです。
3. ギタリスト・ベーシスト・ドラマーが主役になる瞬間
ギターボーカルがいないからこそ、各楽器の自由度は上がります。
ギター
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「弾き語り的な制約」がないので、
複雑なリフやインストパート、空間演出が可能
キーボード
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ボーカルとの掛け合いや、シンセリードの活用で存在感アップ
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ジャズ、フュージョン、R&Bなどへの応用が効く
ドラム
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ドラムブレイクやフィルインの構築に芸術性や個性が現れやすい
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曲の起伏を生み出す演出家に近い役割を果たす
ベース
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メロディを支えるよりも“会話に参加する”ようなラインで演奏可能
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和音・スラップ・メロディベースなど多彩なアプローチも◎
つまり、ギターボーカルがいない編成は、各パートが主役になれる環境とも言えるのです。
4. 作風や作曲面での変化は?
ギターボーカル型のバンドは、“ギター1本+声”で成立する世界観を持ちやすく、
そのぶん構成がシンプルになったり、“バンドサウンド”というより“個人芸”に近づくこともあります。
一方で、ギターボーカルが不在なバンドは、
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複数の楽器の役割を絡めた構成
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和声・リズムのバランスを取る作編曲
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インストパートの活躍
など、アンサンブルに依存した作風が多く、バンド全体での演出力が求められます。
この違いこそが、バンドをやる上での醍醐味であり、ギター以外の楽器が活躍できる最大の理由でもあるのです。
5. 自分のパートで“音楽を作る”バンド体験を!
クラブナージ音楽教室では、年2回の生徒バンドライブを開催しています。
ここではギターボーカル型に限らず、キーボードボーカル、ツインボーカル、インストバンドなど、幅広いスタイルのアンサンブルが生まれています。
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