リガチャー選びで音が変わる? ― サックス・クラリネット奏者のための賢い選び方ガイド
公開日:2025.06.21 更新日:2025.09.24クラシック楽器音楽を始めよう♪音楽のマナビ
サックスやクラリネットを吹いている方なら、「リガチャーで音が変わるって本当?」と一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
実はリガチャーは、リードの振動をコントロールする重要なパーツ。
楽器本体やマウスピースと同じくらい、音色や吹奏感に大きな影響を与えるのです。
この記事では、そんなリガチャーの基礎知識と選び方のコツ、そしておすすめのタイプや材質の違いについて、初心者にもわかりやすく解説していきます。
目次
リガチャーってそもそも何?
リガチャーとは、マウスピースにリードを固定するための金具やバンドのこと。
これが緩いとリードがうまく振動せず、音がかすれたり、音程が不安定になったりします。
逆に、自分に合ったリガチャーを使うことで、
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音の立ち上がりが良くなる
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豊かな響きが得られる
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音程の安定感が増す
など、演奏全体がレベルアップします。
リガチャーの種類と特徴
① 金属製(ブラス・銀・金メッキなど)
最も一般的なタイプ。
音が明るく、輪郭がはっきりしやすいのが特徴です。
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【向いている人】ジャズや吹奏楽などで力強さや明瞭さを求める方
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【主なブランド】Vandoren(オプティマム)、BG、Rovner(メタルシリーズ)
② 布・レザー・合成素材製
柔らかい音が出やすく、雑味が少ない傾向があります。初心者やクラシック系にも人気。
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【向いている人】温かい音色を出したい人、音のブレを防ぎたい人
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【主なブランド】Rovner、BG、Silverstein(ストリング系も含む)
③ ハイブリッド型(コード・ワイヤータイプ)
最近増えている革新系。ワイヤーやファブリックで支えるため、繊細なコントロールが可能です。
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【特徴】抵抗感が少なく、音の反応が非常に良い
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【主なブランド】Silverstein、Légère(付属品含む)
選び方のポイント
1. 音色の好みを明確にする
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明るく華やか → 金属製
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柔らかくまろやか → 布・レザー系
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多彩で変化に富む → ハイブリッド型
実際に試奏しながら、自分が「心地よい」と感じる音色を探しましょう。
2. 抵抗感(吹奏感)の違いをチェック
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抵抗が強め=しっかり息を支える必要があるが音に厚みが出る
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抵抗が弱め=吹きやすいが、音が薄く感じることも
初心者の方は「吹きやすさ」を重視、中〜上級者は「音のコントロール性」も意識して選ぶのがおすすめです。
3. リードとの相性を試す
同じリガチャーでも、リードの厚さやブランドによって反応が変わります。
手持ちのリードを持参して、実際に合わせてみるのが一番の近道です。
初心者におすすめのリガチャーは?
初心者の方には以下のリガチャーが特に人気です。
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Rovner(ライトシリーズ):柔らかく吹きやすく、音が安定しやすい
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BG(Lシリーズ):レザーで落ち着いた音色、クラシック志向にもぴったり
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Vandoren(オプティマム):金属製で明るい音色、ジャズにも対応
名手が使う!こだわりのリガチャー例
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クラリネット奏者 マルタン・フレスト:Silverstein(コードリガチャー)で繊細なコントロール
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サックス奏者 エリック・マリエンサル:オットーリンクマウスピース×金属リガチャーでパワフルな音色
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菊地成孔(サックス):布系リガチャーで温かく個性的なサウンドを追求
彼らに共通するのは、「自分の音をどう出したいか」を明確にしていることです。
リガチャーは“消耗品”ではないが“使いこなすもの”
新品のリガチャーを使ってもすぐに音が変わるわけではありません。
演奏者の体・奏法との「なじみ」も必要です。
買い替えるときには、
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楽器本体の特性
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吹くジャンル
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自分の成長度合い
を見直しながら選ぶことで、楽器との一体感をさらに深められます。
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