マウスピースの金属素材、何が違う? ― 音色と吹き心地の関係を徹底解説!
公開日:2025.06.20 更新日:2025.09.24クラシック楽器音楽を始めよう♪音楽のマナビ
トランペット、トロンボーン、ホルンなどの金管楽器を演奏していると、「同じ型番でも金属が違うと音が変わる」と聞いたことはありませんか?
実はマウスピースに使われている金属素材は、音色・吹き心地・音の立ち上がりなどに大きな影響を与えているのです。
今回は、金属素材の違いがどんな影響をもたらすのかを初心者にもわかりやすく解説し、あなたにぴったりのマウスピース選びのヒントをお届けします。
目次
なぜマウスピースの素材が音に影響するのか?
マウスピースは唇の振動を音へと変える起点。そのため、素材の硬さ・密度・反響特性によって、
・音の輪郭(クリアさ)
・吹奏感の軽さ・重さ
・倍音の出方
などが変わってくるのです。
代表的なマウスピースの金属素材とその特徴
① イエローブラス(黄銅)
最も一般的な素材。銅70%・亜鉛30%の合金で、明るくはっきりした音が特徴です。
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【音色】明快でヌケが良い
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【吹奏感】標準的
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【おすすめ】吹奏楽やジャズで目立たせたいとき
※銀メッキ・金メッキを施すことが多い。
② ゴールドブラス(赤銅)
銅の含有率が高く(85%以上)、柔らかく深みのある音が出やすい素材です。
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【音色】まろやかで落ち着きがある
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【吹奏感】やや重め
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【おすすめ】ホルン奏者やクラシック寄りの音色を求める方に
③ ニッケルシルバー(洋白)
銅・ニッケル・亜鉛からなる合金。非常に硬く、耐久性に優れています。
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【音色】鋭く、輪郭が立ちやすい
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【吹奏感】軽く、音の立ち上がりが早い
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【おすすめ】パワフルな演奏が求められるトロンボーン奏者など
④ ステンレススチール
近年注目されている素材で、金属臭が少なくメッキなしでも快適に使用できるのが特徴。
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【音色】非常にクリアで鋭い
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【吹奏感】軽くて直感的
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【おすすめ】ジャズやロック、ピッコロトランペットなどで鮮明な音を求める人に
⑤ プラスチック・樹脂系(補足)
金属ではありませんが、練習用や寒冷地での使用に人気です。
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【音色】柔らかめでややこもる
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【吹奏感】軽く扱いやすい
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【おすすめ】外での演奏や初心者の練習用
メッキ加工も音色を左右する!
素材に加えて、「表面仕上げ」も音に影響します。
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銀メッキ:明るく華やかな音色。滑りにくい。
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金メッキ:温かく柔らかい音色。肌当たりがよく、長時間でも快適。
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ラッカー仕上げ:光沢があり、音色にも独特の硬さを加える。
同じ素材でも、メッキの種類を変えるだけで全く別のキャラクターになるため、プレイヤーによって好みが分かれます。
音色と感覚のマッチングが大切
金属素材の違いは、楽器の種類やジャンルだけでなく、演奏者の好み・演奏目的によっても変わります。
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明るく遠鳴りする音を求める → イエローブラス+銀メッキ
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落ち着いた音を出したい → ゴールドブラス+金メッキ
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細かいニュアンスやスピード感重視 → ニッケルシルバー or ステンレス
どれが「正解」ということはなく、あなたの目指す音に合うかどうかが何より大切です。
練習や試奏で違いを実感しよう
特にマウスピースは、わずかな違いでも演奏感覚が大きく変わるパーツです。
そのため、購入前にはできるだけ楽器店での試奏や、先生のアドバイスを受けて選ぶことをおすすめします。
クラブナージ音楽教室では、こうした素材選びや音色の方向性についても、講師が一人ひとりに合わせてサポートしています。
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