シングルタンギングとダブルタンギングの違いと練習法【管楽器プレイヤー必見】
公開日:2025.06.14 更新日:2025.09.24クラシック楽器音楽を始めよう♪上達のコツ音楽のマナビ
目次
はじめに
「速いパッセージでタンギングが追いつかない…」
「タンギングの粒がそろわない」
管楽器を学んでいると、タンギング(舌を使って音を区切る技術)に悩む方は非常に多いです。
特に速いテンポの曲では、シングルタンギングだけでは限界があり、ダブルタンギングの習得が不可欠になります。
この記事では、シングルタンギングとダブルタンギングの違い・使い分け・効果的な練習法を、初心者にも分かりやすく解説します。
クラリネット・サックス・フルート・トランペット・ホルン・トロンボーン・ユーフォニアムなど、すべての管楽器に役立つ内容です。
ぜひ最後まで読んで、より軽やかなタンギングのスキルを身につけましょう。
【目次】
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タンギングとは?管楽器に欠かせない技術
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シングルタンギングとダブルタンギングの違い
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シングルタンギングの練習法
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ダブルタンギングの練習法
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シングルとダブルの使い分け方
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よくあるタンギングの悩みと解決法
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まとめ:タンギング力アップで演奏力が変わる
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タンギングとは?管楽器に欠かせない技術
タンギングとは、舌の動きで息の流れを区切り、音をはっきりと分けて演奏する技術です。
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「トゥ」や「タ」などの舌の動きが基本
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アーティキュレーション(音の区切り方・滑らかさ)に大きな影響を与える
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速いパッセージやリズムの明確さに不可欠
管楽器とタンギングの関係
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木管楽器(クラリネット・フルート・サックス) → リードやエッジに舌を使う
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金管楽器(トランペット・ホルン・トロンボーン) → 唇の振動を止めるように舌を使う
→ 楽器の種類によって舌の位置や使い方が微妙に異なりますが、基本的な理屈は共通です。
シングルタンギングとダブルタンギングの違い
シングルタンギング
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1音につき1回「トゥ(Tu)」や「タ(Ta)」で舌を使う
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最も基本的なタンギング
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メリット → 粒がそろいやすく音がクリア
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デメリット → テンポが速くなると限界がある(目安=♩=120~140程度まで安定しやすい)
ダブルタンギング
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「トゥク(Tu-Ku)」「タカ(Ta-Ka)」など、舌の前と後ろ(または喉側)を交互に使う
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速いテンポに対応できる
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メリット → 速いスケールや連符がスムーズに演奏できる
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デメリット → 音の粒をそろえるのが難しいため、練習が必要
シングルタンギングの練習法
① ゆっくりから正確に
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メトロノームを使い、低速から練習(♩=60〜80程度)
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音をできるだけ均等に出す意識で進める
② 舌先の位置を確認
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木管 → リードの先端あたり
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金管 → 上の前歯の裏あたり/上あごあたり
舌が強く当たりすぎないよう注意しましょう。音が「カチッ」と固くなる場合は、力みを抜いて軽く触れる意識が大切です。
③ ロングトーンとの組み合わせ
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音の立ち上がり(アタック)の練習に最適
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ロングトーンの中に「トゥ、トゥ、トゥ」と均等なタンギングを入れていきます
ダブルタンギングの練習法
① 言葉で覚える
まずは「タカタカ」「トゥクトゥク」などの口での発音練習から始めましょう。
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舌の前側 → T/Tu/Ta
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舌の後ろ側 or 喉側 → K/Ku/Ka
→ 言えるようになってから楽器を使った練習に入るとスムーズです。
② ゆっくりから丁寧に
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メトロノームを使用(♩=60程度)
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「タカタカ」「トゥクトゥク」を1拍4音で吹いていきます
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最初は舌の後ろ側(Ka/Ku)が弱くなることが多いので、後ろの発音を意識的に強めに練習します
③ パターン練習
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スケールや簡単な音階練習をすべてダブルタンギングで行う
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アルペジオや半音階でも応用する
④ 速度を徐々に上げる
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慣れてきたら少しずつメトロノームのテンポを上げていく
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音の粒がそろうことを第一に意識(速さより正確さ優先)
シングルとダブルの使い分け方
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遅い〜中程度のテンポ → シングルタンギング
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速いテンポ(♩=140以上) → ダブルタンギング
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曲中でも必要に応じて使い分けることが一般的
また、シングルとダブルの「切り替えの自然さ」も演奏技術のひとつです。練習で意識的に切り替えを体験しておくと実践で役立ちます。
よくあるタンギングの悩みと解決法
音がバラつく
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舌が強すぎる/弱すぎる/位置が一定でない
→ ゆっくりから練習し、正しい舌の位置を確認
息が続かない
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息を「タンギングのたびに止めている」
→ 息は止めず「流し続ける」意識で舌だけを動かす
ダブルタンギングで「Ku」の音が弱い
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舌の後ろ側の筋肉が未発達
→ 「ククク」単独練習を取り入れると改善しやすい
まとめ:タンギング力アップで演奏力が変わる
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シングルタンギング → 基本中の基本。粒のそろった音を作る
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ダブルタンギング → 速いパッセージや連符に不可欠な技術
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使い分けと正しい練習を続ければ、演奏の表現力が一段と向上します
タンギングは継続的な練習がものを言う分野です。毎日のウォームアップに取り入れ、地道にコツコツ鍛えていきましょう!
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