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初心者でも大丈夫!琴の魅力と始め方 〜アニメ『この音とまれ!』で再注目される伝統楽器〜

公開日:2025.05.31 更新日:2026.03.26和楽器・民族楽器音楽を始めよう♪音楽のマナビ

初心者でも大丈夫!琴の魅力と始め方 〜アニメ『この音とまれ!』で再注目される伝統楽器〜

お正月や歴史ドラマのBGMで耳にする、あの「凛としていて、どこか懐かしい」音色。そう、日本を代表する伝統楽器「琴(こと)」です。最近では、人気アニメ『この音とまれ!』の影響もあり、「琴って、実はめちゃくちゃ熱くてカッコいい楽器なんじゃないか?」と注目する若い世代や、趣味として再挑戦したい大人の方が急増しています。

しかし、いざ自分が始めるとなると、「なんだか敷居が高そう」「着物を着なきゃいけないの?」「楽譜が特殊で難しそう……」といった不安も尽きないもの。そこで今回は、琴という楽器の本当の魅力から、初心者でも挫折せずに上達できる始め方のステップまで、丁寧にかみ砕いて解説していきます。和の世界への扉を、一緒に少しだけ開いてみませんか?

琴に興味はあるけど始め方が分からない人へ

興味はあるけれど一歩踏み出せない。その背景には、和楽器特有の「情報の少なさ」があるのかもしれません。よくある不安の声を整理してみましょう。

楽器が難しそうで不安

琴は全長約180cmもあり、13本の糸が張られています。一見すると複雑そうですが、実は構造はとてもシンプルです。ピアノのように「この糸を弾けばこの音が出る」と決まっているため、実は楽器の中でも比較的音が鳴らしやすく、曲が弾けるようになるまでの期間が短い楽器でもあるんですよ。

どこで習えるのか分からない

確かに、ピアノ教室やギター教室に比べると街中で「琴教室」の看板を見かけることは少ないですよね。昔ながらの個人宅での教室は紹介が必要なイメージもありますが、最近では大手の音楽教室でも気軽に通えるコースが開設されるようになっています。大切なのは、あなたのライフスタイルに合う場所を見つけることです。

独学でできるのか疑問

最近はYouTubeなどで解説動画も見られますが、琴には独自の「爪(つめ)」の使い方や、楽譜の読み方、弦を押し込む「押色(おしいろ)」という特殊な技法があります。これらを独学で、しかも綺麗なフォームで身につけるのは至難の業。最初は基本だけでもプロに教わるのが、結局は一番の近道になります。

琴とは?日本が誇る“和の弦楽器”

ここで少し、楽器としての琴(正式には「箏:そう」と呼びます)の正体について触れておきましょう。厳密には「琴」と「箏」は別物ですが、現代では「琴」と呼ぶのが一般的ですので、ここでも親しみやすく「琴」として進めていきますね。

琴の基本構造と特徴

琴の本体は「桐(きり)」の木で作られています。木の中をくり抜いた空洞が、あの深い響きを生み出す共鳴箱になります。13本の糸を支えているのは「柱(じ)」と呼ばれる可動式の駒。この柱を左右に動かすことで、曲に合わせて音程を自由に変えられるのが最大の特徴です。

どんなジャンルで使われるのか

昔ながらの「春の海」のような古典曲はもちろんですが、今の琴はもっと自由です。ポップスや映画音楽、さらには激しいロック調の現代曲まで、幅広いジャンルで活躍しています。アニメ『この音とまれ!』でも、現代的なアレンジが施された熱い楽曲が数多く登場し、聴く人の度肝を抜きました。

琴の音の特徴と魅力

なぜ、琴の音を聴くと私たちは落ち着くのでしょうか。そこには3つの理由があります。

繊細で美しい音色

指先に「爪」をはめて糸を弾くことで生まれる、クリスタルのように澄んだアタック音。そして、木が呼吸しているかのような、温かく余韻のある響き。この「静と動」が同居した音色は、他のどの楽器にも真似できません。

表現の幅が広い演奏技法

左手で糸をグッと押し込むことで、音を揺らしたり(ビブラート)、音程を滑らかに上げ下げしたりできます。これは「人間の声」に近い表現ができることを意味します。あなたの感情が、そのまま音の揺れとなって現れるのです。

日本文化との深い関わり

琴を弾く時間は、日常の喧騒から離れた「自分と向き合う時間」になります。姿勢を正し、木の香りに包まれながら音を奏でることで、日本人が古来から大切にしてきた季節感や感性を、自然と肌で感じることができるはずです。

初心者でも琴は始めやすい理由

「自分には才能がないから……」と諦めるのはまだ早いです。琴は、実は「大人初心者にこそ優しい」楽器なんです。

シンプルな音階で演奏できる

初心者の最初の曲の多くは、5つの音(五音音階)を中心に構成されています。複雑なコード進行を覚える必要がなく、耳馴染みの良い旋律からスタートできるため、「今日、一曲弾けた!」という達成感をすぐに味わえます。

基礎から段階的に上達できる

最初は正しい座り方と右手の使い方から。次に簡単な曲、そして左手を使った技法へ……と、一歩一歩のハードルが明確です。階段を登るように確実に成長を実感できるので、飽きっぽい人でも続けやすいのが魅力です。

大人からでも始められる

楽器演奏に筋力や激しい運動神経は必要ありません。むしろ、大人の落ち着いた呼吸や、曲の背景にある感情を理解する力こそが、琴の演奏には活かされます。60代、70代から始めて「人生の相棒」にする方もたくさんいらっしゃいます。

初心者におすすめの琴の名曲

最初から難しい曲を目指す必要はありません。まずはこれらから始めてみませんか?

  • さくらさくら: 日本人なら誰もが知る旋律。琴の基本がすべて詰まっており、初めて手にしたその日に弾けるようになることも!
  • 初心者向け定番曲: 「かごめかごめ」や「赤とんぼ」など。シンプルなメロディほど、琴の音の美しさが際立ちます。
  • ゆっくり演奏できる曲: 「見上げてごらん夜の星を」などのバラード。現代の曲も琴で吹くと、また違った表情を見せてくれます。

アニメ『この音とまれ!』で広がる琴の世界

さて、琴ブームを牽引しているといっても過言ではないのが、アミュー先生による漫画・アニメ『この音とまれ!』です。この作品は、廃部寸前の高校の箏曲部を舞台に、少年少女たちが琴に情熱を注ぐ物語です。

なぜ若い世代に人気なのか? それは、琴が「地味な伝統芸能」ではなく、仲間と音をぶつけ合い、心を通わせる「最高にエモーショナルなコミュニケーションツール」として描かれているからです。作中に登場する難易度の高いオリジナル楽曲「龍星群」や「天泣」を聴けば、琴に対する固定観念が180度変わること間違いなしです。

琴を始めるにはどうしたらいい?

では、具体的にどう動けばいいのか。準備からステップを解説します。

必要な道具

  • 琴本体: 最初は教室の備品を使えばOKです。購入する場合も中古から高級品まで様々です。
  • 爪(つめ): 自分の指に合わせて作ります。右手の親指、人差し指、中指の3本にはめます。
  • 楽譜: 琴の楽譜は「漢数字」で書かれています。最初は戸惑いますが、慣れると五線譜より直感的で読みやすいですよ!

独学と音楽教室はどちらがおすすめ?

比較項目 独学 音楽教室
コスト 安い(本や動画代のみ) 月謝が必要
上達スピード ゆっくり(迷走しやすい) 圧倒的に早い
フォーム修正 できない(癖がつく) その場で直してもらえる
モチベーション 自分次第 講師や仲間の刺激がある

クラブナージ音楽教室なら初心者でも安心な理由

「琴を始めてみたい!」というあなたの想いを形にするなら、大人のための音楽教室「クラブナージ音楽教室」が最適です。和楽器を習うなら、環境選びがすべてです。

基礎から丁寧に学べる

琴は最初の「爪の角度」ひとつで音が変わります。クラブナージでは、プロの講師がマンツーマン(または少人数)で、あなたの手の形やペースに合わせて丁寧に指導します。「全然弾けなかったらどうしよう……」という心配は無用です。

和楽器初心者の指導実績が豊富

生徒さんのほとんどが未経験からのスタートです。楽譜が読めなくても、楽器に触ったことがなくても大丈夫。大人になってから新しいことを始める楽しさを、講師陣が全力でサポートします。アニメを見て「あの曲を弾きたい!」というリクエストも大歓迎です。

無理なく続けられるレッスン

平日の夜や週末など、仕事や家事と両立しやすい予約システムが整っています。また、重い楽器を持ち運ぶ必要もありません。手ぶらでレッスンに来て、琴の響きに癒やされる——そんな贅沢な時間を日常に取り入れられます。

まとめ|琴は「正しい環境」で楽しく上達できる

琴は、歴史を守るためだけの古い楽器ではありません。今の時代を生きる私たちの心を癒やし、時には情熱を代弁してくれる、現役バリバリの表現ツールです。もしあなたがアニメを見て胸を熱くしたり、あの音色にホッとしたりしたことがあるなら、それは琴という楽器に呼ばれている証拠かもしれません。

大切なのは、一歩踏み出す「環境」を整えること。正しいフォーム、正しい練習、そして応援してくれるプロの目。それさえあれば、あなたの指先から美しいさくらの旋律が流れる日は、もうすぐそこまで来ています。

和の音色で、あなたの毎日を彩りませんか?

「この音とまれ!」の感動を、今度は自分の指先で。
クラブナージ音楽教室の琴コースでは、初心者の方を心よりお待ちしています。
まずは気軽に体験レッスンから、日本の美しい音を鳴らしてみましょう!

クラブナージ音楽教室の琴コースを見る

こちらの記事もぜひ!▶琴のお手入れ方法|毎日のケアで音色と美しさを保つ秘訣

この記事の監修者

鈴木 憲道 音楽ライター/作詞家・作曲家・演奏家・音楽教育者

国公立大学の音楽学部で作曲を学ぶ。緻密なエクリチュールをベースにした楽曲の制作・分析と、バイオリン・ピアノ等の演奏活動からの知見を融合させ、説得力ある音楽コラムを執筆。教育者としての側面も持ち、学校や福祉施設でアウトリーチを通じて「AI時代の余暇としての音楽」を提案し、「タダになった音楽」を未来永劫に渡って存続させる仕組みづくりを模索中。

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