名古屋の音楽教室が解説!初心者向けドラム・ギター・ベース・ウクレレ・カホンの楽器紹介とおすすめ練習方法ガイド
2025.01.15音楽を始めよう♪

初心者向けの楽器と聞くと、リコーダーなどの学校で使うような楽器を思い浮かべるかもしれません。しかし、初心者でも演奏できる楽器は、たくさんの種類があります。その中には、ギターやベースなどの、有名バンドでも採用されているような道具も含まれています。
本記事は、そんな意外な初心者向け楽器とその練習方法について解説します。
下記の各楽器の名称をクリックすると、該当する楽器コースの詳細が表示されます。
練習をはじめて経過の動画を掲載している楽器もありますので、詳しい内容を知りたい方はそちらをご覧ください!
ドラム
ドラムとは、シンバルや太鼓などの打楽器の集まりです。ロックバンドなどの後方で活躍しているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。基本は3つのシンバルと5つの太鼓で構成されていますが、演奏家や曲目によっては、それ以上の構成が必要な場合もあります。
ただ演奏するのではなく、その人のプレイスタイルや演目に合わせて組み合わせ出来るのは、ドラムならではの魅力といえるでしょう。
ドラムの練習方法
ドラムは早く叩ければいいものではありません。正しい姿勢とスティックの持ち方を習得していないと、練習量が多くても壁にぶつかってしまいます。まずは正しい姿勢とスティックの持ち方・叩き方を覚えましょう。
また、フォームの練習に慣れてきたら、演奏において重要なストロークや、基礎となる8ビートの練習にも取り組んで行きます。まずは正確なリズムを刻めるようになることを目標としてください。
ギター
ギターは弦楽器の一種で、正確には弦をはじいて音を出す撥弦楽器の一種です。指板条にあるフレットと呼ばれる隆起を指で押さえ、指やピックで弦をはじいて演奏します。クラシックからロック・ポップスなど幅広いジャンルの音楽で活用されている楽器です。
有名な奏者が多く、ロックバンドの顔としても機能することから、難しい楽器だと思う方も少なくありません。しかし実は、初心者でもきちんと練習すれば演奏を楽しめる楽器でもあります。
ギターの練習方法
ギターは両手をそれぞれ異なる動きをするだけでなく、特定の指の動かし方なども身に付ける必要があります。以下の内容は、初心者が演奏に必要な手や指の動きを身に付けるために必要な練習です。
- クロマチック:ギターにおけるストレッチに相当する練習。特定の音を順番に正確に弾くことで弦をおさえる指の力や動きを鍛えられる
- ローコード:コードを正確に弾く練習のうち、もっとも簡単なもの。正しく弾くことができればきれいな音が出るので、それで上達を確かめられる
- 右手のストローク:ギターを弾く手の練習。まずは複数ある弾き方のテクニックを覚え、慣れてきたらコード進行に合わせて弾いてみる
- バレーコード:今までのコード練習よりも少し難易度の高いFコードとBコードと呼ばれるコードの指や弾き方を習得する
- カノン進行:定番のコード進行。これまで練習したコードで続けて弾けるほか、多くのヒット曲で採用されているため、この練習が難なくできるようになれば、さまざまな楽曲が弾けるようになる
これらの練習を続け、難なくできるようになって初めて楽曲に挑戦できます。ほかの楽器よりも大変かもしれませんが、あきらめず挑戦してみましょう。
ベース
ベースはギターに近い形をしていますが、求められる役割や弾き方が大きく異なります。ベースは低音を演奏するための楽器で、コードのルートを演奏する役割を担います。リズムにも大きな影響力がある楽器です。
4つの弦で構成されており、短音で弾く点も、ギターとの大きな違いといえます。ドラム同様、バンドのリズムを構成する役割から、ロックをはじめとした多くの音楽で取り入れられている楽器です。
ベースの練習方法
ベースの練習方法は、基本的にはギターと一緒です。なお、ベースはピックと指を使う奏法のほか、指で弦を叩いたり引っ張ったりする演奏方法もあります。練習前に、どれを採用するのか選ぶ必要があります。
練習の際は、ギターで解説した「クロマチック」と「ルート弾き」が初心者がすべき練習となります。ギターとは弦も弾き方も異なるため、練習の際は自分が選んだ弾き方に合わせた奏法を身に付けましょう。
ウクレレ
ウクレレはハワイで生まれた小型のギターのような楽器です。ギターに比べて可愛らしい音色で、子どもから大人まで高い人気を誇っています。ハワイの民族楽器の一種ですが、ポップスなどでも活用されており、日本でも広く知られています。
ウクレレの練習方法
ウクレレもギターやベース同様、左手でコードをおさえて右手で弦を弾きます。まずは弦の弾き方を覚える練習から行うといいでしょう。
- 短音弾き:親指などを使って弦を1本・1音ずつ弾く。主旋律やメインフレーズを弾くときの奏法
- ストローク:右手を上下一気に振り弾いてすべての弦を同時に鳴らす。ウクレレ演奏の基本となる奏法
- アルペジオ:複数の弦を1本ずつ流れるように順番に引く奏法。情緒ある美しい印象を抱かせるため、静かな曲に用いられることが多い
これらの奏法を練習しつつ、コードの位置や進行を習得していくのが、ウクレレにおける基本の練習方法です。
カホン
カホンとはパーカッションの一種で、スペイン語で「箱」を指すペルー発祥の楽器です。フラメンコなどの演奏で活用されています。1970年頃に発症した、伝統楽器の中でも比較的新しいものです。
カホンはペルーやスペイン式のものが有名ですが、キューバ式もあります。キューバ式は3つの形状に分かれており、それぞれ演奏方法が異なります。一見すると簡単に見えますが、奥が深い楽器です。
カホンの練習方法
カホンは楽器の上に座って叩くため、正しくたたくには特有のフォームを維持する必要があります。まずはフォームを守るところから始めましょう。フォームに慣れたら、演奏の基本となる叩き方を習得する練習に移ります。
- ベース:低いベース音を出す叩き方で、ドラムのバスドラに当たる
- トーン(オープン):ドラムのスネアに当たる。叩き方のコツはベースと同じだが、大振りにならず手先だけで振るように叩くのがポイント
- スラップ:トーンよりも高い音で、スネアよりもアクセント的に演奏する
初めてカホンに挑戦するなら、まずはこれらを正確に叩けることを目標に練習するといいでしょう。
効率的に演奏技術を習得したいなら音楽教室がおすすめ
ステージや伝統音楽で使われる楽器は、それぞれ演奏の仕方や練習方法が異なります。独学でも習得はできますが、より効率的に上達したいなら、音楽教室でプロの指導を受けることをおすすめします。
クラブナージ音楽教室では、無料体験レッスンを実施しています。弾いてみたい楽器があるなら、ぜひ一度お問い合わせください。
まとめ
一見すると難しそうな楽器の中には、こちらで解説したような初心者向けのものも多数あります。興味を惹かれる楽器があるなら、挑戦してみるといいでしょう。また、より効率的に上達したいなら、音楽教室の利用もご検討ください。