二胡・三味線・沖縄三線・琴・大正琴・尺八の始め方!初心者でも楽しく弾く大人の趣味レッスン教室ガイド
2024.12.24音楽を始めよう♪

楽器は国や地域の文化と密接にかかわっているため、地域ごとに伝統楽器があります。ユニークかつ歴史ある音を楽しめるのは、伝統楽器ならではの魅力です。観光や歴史を通して、そんな伝統楽器に興味を持たれた方もいらっしゃるかと思います。
今回は、そんな伝統楽器のうち、初心者向けの楽器をご紹介します。初めて楽器に触れる方でも比較的演奏しやすいものをご紹介しますので、楽器選びや練習の参考にしてください。
そもそも伝統楽器とは?
伝統楽器とは、国や地域で伝統的に使用されてきた楽器です。日本では和楽器が該当します。主に民族音楽に使われ、楽器一つひとつに歴史やエピソードがあります。演奏するだけでなく、そのドラマも味わえるのが、伝統楽器が持つ魅力です。
初心者でも挑戦しやすい伝統楽器
一口に伝統楽器といっても、その特徴や難易度はそれぞれ異なります。なかには音を出すだけでも大変な楽器も珍しくはありません。初心者の場合、音を出すハードルが高いと演奏できるようになるまでに非常に時間がかかります。
難易度の高い楽器がある一方、初心者でも練習すれば自在に音を出せるようになるものもあります。以下の楽器は、伝統楽器のなかでも比較的演奏しやすいものです。初めて楽器に触る方は、これらのなかから練習する楽器を選ぶといいでしょう。
下記の各楽器の名称をクリックすると、該当する楽器コースの詳細が表示されます。
練習をはじめて経過の動画を掲載している楽器もありますので、詳しい内容を知りたい方はそちらをご覧ください!
二胡
二胡は紀元前のインドで生まれ、シルクロードを通して中国に伝わった楽器です。11世紀の終わりに成立し、その後中国全土で大衆音楽に用いられるようになりました。20世紀に入ってからは、同じ弦楽器であるバイオリンの演奏方法なども取り入れられ、多彩な表現が可能な楽器として認識されています。
木製の棹・胴と皮・金属製の弦で構成されており、やわらかく優しい音から力強く勇ましい音まで、幅広い音で表現できるのが魅力です。元々大衆音楽で利用されていたため、初心者でも演奏しやすく、管理しやすいのも特徴といえます。
三味線
三味線は和楽器の一種で、古くから日本で親しまれている楽器です。二胡のように、大衆音楽でもよく用いられた楽器でもあります。ギタリストやロック音楽にも使われることがあり、今もなお身近な楽器といえるでしょう。
力強く特徴的な音で、元々は番頭として使われていました。現在では伴奏だけでなく、ソロでも活用されています。合奏はもちろん、ソロ演奏も楽しめる楽器です。
沖縄三線(おきなわさんしん)
三線とは、沖縄音楽では欠かせない楽器で、三味線に似ていることから本州では「沖縄三味線」と呼ばれることもあります。しかし実際は、三味線とはサイズ・大きさ・音などが異なります。
沖縄三線は太く柔らかい音色で、人の声や自然音に調和しやすいのが特徴です。琉球古典音楽から民俗芸能などの伝統的な楽曲だけでなく、ポップスなど現代的な演奏にも活用されています。
琴
ことは奈良時代に中国から日本に伝来してきた楽器で、爪をはじいて演奏します。お正月によく流されている楽曲である「春の海」は、本来琴と尺八の二重奏で演奏される曲でした。この楽曲から琴の音を知った方も多いのではないでしょうか。
優しく、美しい音色は多くの人を魅了しています。伝統的な楽曲の演奏だけでなく、ポップスが現代曲をソロで弾いて動画サイトなどにアップしている方もいます。伝統的な音楽だけでなく、現代ならではの楽しみ方もできる楽器です。
大正琴
大正琴は大正元年に名古屋煮て作られた、日本独自の楽器です。タイプライターからヒントを得て作られた楽器で、琴に指で押すタイプの鍵盤がついています。数字キーを左手の指でおさえながら右手に持ったピックで引くことで音を出します。
モダンでロマンある音が特徴で、電子音のような趣もあります。誰でも弾けることから今もなお人気の楽器です。
尺八
尺八は笛の一種で、長さが一尺八寸であることからつけられました。奈良時代に中国から日本に伝来してから現在まで愛されてきた和楽器です。江戸時代から今まで虚無僧が主に使用していたことから「お坊さんの演奏する楽器」のようなイメージを持っている方もいるのではないでしょうか。
笛は穴を指で塞いで演奏するため、楽器によってはたくさんの穴が開いていますが、尺八は5つしか開いていません。しかし、やわらかく、豊かな音色を奏でることができます。ユニー君楽器を演奏してみたい方にピッタリです。
クラブナージ音楽教室では、色々な伝統楽器のコラムを更新しています。
興味を持たれた方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
初心者が伝統楽器を弾くときの練習方法
伝統楽器は簡単なものでも正しい弾き方を実践しなくては良い演奏はできません。初心者の場合、きれいな音を出せるようになるまでの基礎練習から始めます。伝統楽器に挑戦する際は、以下の練習を習慣化しましょう。
まずは正しい姿勢を身に付ける
楽器を弾く際に重要なのが、正しい姿勢です。姿勢が崩れていても音自体は出せますが、難易度の高い楽曲を満足に演奏するには、正しい姿勢が求められます。まずは正しい姿勢を維持する練習から始めましょう。
姿勢に慣れたら正確な音程を取れるようにする
正しい姿勢を維持するのに慣れたら、音を出す練習をします。楽器はただ音を出せばいいものではありません。正しい音程を出せるようにするのが、この練習のポイントです。楽器によって音の出し方は異なるため、一つひとつ丁寧に習得しましょう。
姿勢と音程をマスターしたらいよいよ曲の練習
姿勢と音程をマスターしたら、いよいよ楽曲に挑戦します。まずは初心者向けの簡単な曲から始めましょう。最初は指使いや音程を意識しながら、ゆっくり演奏してみてください。慣れてきたら、テンポを徐々に実際の演奏に近づけていきます。
伝統楽器は独学でも身に付けられる?
伝統楽器の演奏は独学でも身に付けられます。例えば、姿勢意地の練習は鏡を見ながら取り組めばひとりでも可能です。しかし、ひとりでの練習には限界があります。高難易度の楽曲を演奏できるようになりたい場合や、効率的に演奏技術を身に付けたい場合は、音楽教室へ通った方がいいでしょう。
クラブナージ音楽教室では、伝統楽器のレッスンも実施しております。無料体験も提供しています。
まとめ
伝統楽器はオーケストラなどで活用されている楽器とはまた違った魅力や楽しさがあります。ユニークな楽器を演奏してみたい方や、演奏を通してその楽器が生まれた国や地域を知りたい方は、ぜひ挑戦してみてください。
名古屋で伝統楽器を習いたいと思っている方は、ぜひ名古屋駅前、栄、今池駅徒歩5分以内に教室があるクラブナージ音楽教室の無料体験レッスンへお気軽にお申し込みください!