フルートの名曲を紹介(前編)
2020.08.28音楽のマナビ
とってもお上品なイメージのある楽器といえば…
そう、フルートです!
でも、フルートの有名な曲って実はあまり知られていませんよね。
今回は、大作曲家によって書かれたフルートの名曲を紹介します。
モーツアルト「フルート協奏曲」
モーツアルトはフルートが嫌いでした。
理由は、当時まだ楽器の改良されておらず、性能が低かったためです。
(1850年以後に、ベームという発明家により現在のフルートに改良されました。ベーム式フルートと呼ばれています)
フルート嫌いだったにも関わらず、モーツアルトによってかかれたフルート曲は全て名曲と言われています。
モーツアルト「フルート四重奏曲第1番」
フルート嫌いのモーツアルトですが、オーケストラ伴奏の協奏曲のみならず、室内楽曲も作曲しています。
この曲は、フルート+ヴァイオリン+ヴィオラ+チェロからなる合奏です。
ビゼー「『アルルの女』より『メヌエット』」
フルート曲の中で、最も有名な曲。
爽やかな楽想をもつメヌエットです。
ちなみにメヌエットとは、ゆっくりとした速さをもつ3拍子の楽曲のことです。
ドビュッシー「シランクス」
「シランクス」とは、ギリシャ神話の中にでてくるニンフ(女の精霊)のシュリンクスのフランス読みです。
フルート1本で呪文のような音楽が奏でられます。
今回は、フルートの名曲を4曲紹介しました。
フルートの名曲はまだまだありますので、続きは後編にて紹介します。