コスパが良い!楽器購入術について
2020.08.21音楽のマナビ
楽器を買うことはギャンブルと似ているかもしれません。
「あの店に騙された。・・・」
「この楽器、値段の割にはいい音だよね・・・」
このような会話が、仲間同士で頻繁に交わされています。
実は、良心的ではない楽器店では、仕入れ値の何倍もの価格を上乗せして売られています。
つまり、消費者の側が店舗にある楽器をしっかり吟味しなければなりません。
今回は、いかにしてコスパ良くヴァイオリンを購入するかをお話していきたいと思います。
1.利益を得ることに消極的な法人から購入する
当然ですが、楽器店は楽器の販売が本業です。
利益を出すために少しでも高い値段で楽器を売ろうと試みます。
逆に、楽器メーカーや小売店との繋がりが薄い音楽教室は、長く教室に通って欲しいので生徒に対して安く楽器を販売するケースが多いです。
買い物をする前に、購入元の事業形態を調べてみることをお勧めします。
2.購入の際に業界の有力者を同伴する
どの業界でも共通して言えることですが、一見さんは舐められます。
業界の有力者と来店することで、変な楽器を売りつけられるリスクを回避することができます。
著者は、某放送楽団の若手演奏家と来店した結果、格安で性能の良い楽器を購入することに成功しました。
3.音楽仲間からの情報を頼りにする
音楽仲間の数が多いほど、生きた情報としての母体は大きくなります。
音楽仲間を増やし、より客観的な情報を入手しましょう。
そうして得た情報から、評判のよい楽器店を見つけ出すことができるでしょう。
また、音楽仲間が楽器を手放すことになった場合、買い取りたいと名乗りをあげることができます。
楽器を手放す側にとっても、見ず知らずの人の手に渡るよりも友人によって使われることを望むでしょう。
4.生活が質素な音楽家から購入する
ひとことに「音楽家」といっても、生徒に高額な楽器を売りつけて利益を上げる音楽家もいれば、金銭的な執着の薄い音楽家もいてさまざまです。
あなたが楽器を購入する際に、仲介する音楽家のライフスタイルをよく観察しましょう。
一般的に、音楽家の収入は高くありません。
にもかかわらず豪勢な暮らしぶりを拝見できた場合、金銭を得ることに関して貪欲であるといえます。
逆に、高名な音楽家であるも関わらず、質素な暮らしをしている方もいます。
そのような音楽家は、楽器を販売することで高い利益を得ようと考えている可能性は低いのです。
ライフスタイルが地味なほど、良い売り手である可能性が高いといえます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、コスパ良く楽器を購入する方法について解説いたしました。
これで、あなたがバイヤーからカモにされる可能性がぐっと下がるでしょう。
あなたの、生涯の相棒ともいえる楽器に出会えますように!