一流ピアノストの私生活とは?
2020.08.11音楽のマナビ
難易度の高いピアノコンクールで何度も優勝し、
日本全国でリサイタルを行う傍ら、オーケストラをバックに協奏曲のソリストを務める―
華のコンサート・ピアニスト!
ピアノ弾きの憧れの存在ですが、その私生活や見えざる努力はあまり知られていません。
今回は、そんなピアニストの実態に迫っていきたいと思います。
1. 練習
1日10時間練習する人もいればあまり弾かない人もいて、個人差があります。
ほんとに大切なのは練習量ではなく、音楽と共に生きていく姿勢かと思われます。
2. ピアノ以外の楽器に興味がある
上手な人ほど、ピアノ以外の楽器に興味があります。
ピアノの出番がないオーケストラ曲も、研究の対象とるのです。
他の楽器について知ることで、表現力の幅が広がりピアノも上手になるのです。
3. アンサンブルが上手
ピアノに向かって1人で弾いているだけのプレイヤーは一流ではありません。
自分以外の音とのアンサンブルに長けたピアニストが重宝されます。
第一、オーケストラとうまく共演できなければ、コンクールで賞を取ることも厳しいのです。
4. 勉強ができる
ピアノは、高度な情報処理能力が必須のため、ピアニストは地頭のいい人が多いです。
ピアニストの多くは勉強が得意であるため、音楽大学のピアノ科入試ではムダに高い学力が求められる傾向にあります。
5. 庶民的
ピアノ本体は、一度買ってしまえばお金はほとんどかかりません。
実家が平凡なサラリーマン家庭でも、ご子息が一流のピアニストに育つことがあります。
まとめ
ピアノの超人は、おおむね「変人だけど地味」な方が多いと思います。
街で見かけたら、エールを送りましょう。
腰が低いので、たいていサインをくれるはずです。(筆者の意見です)