おすすめのハープ曲を紹介♪
2020.08.02音楽のマナビ
ハープは、美しく格調高い響きをもつ楽器です。
また、オーケストラ・吹奏楽・劇伴・ゲーム音楽などで大活躍の楽器でもあります。
では、ハープのオリジナル曲で有名な曲は何でしょうか?
・・・・・。
パッと思いつく曲は少ないのではないでしょうか。
今回は、有名な作曲家が書いたハープ曲を紹介したいと思います。
ヘンデル「ハープ協奏曲」
ハープの古典といえばコレ!
非常に気品のある響きがします。
モーツアルト「フルートとハープのための協奏曲」
モーツアルトはフルートが嫌いだったと言われています。
この編成の作曲にモチベーションが高くなかったにも関わらず、名曲が誕生しました。
ドビュッシー「神聖な舞曲と世俗的な舞曲」
今は無きクロマティック・ハープと、弦楽合奏のために書かれた楽曲です。
ラヴェル「序奏とアレグロ」
ラヴェル特有の和声の美しさが、ハープのアルペジオと絶妙なコンビネーションを聴かせます。
短期間で書かれたとは思えない傑作です。
フォーレ「即興曲」
フォーレの作風は、古典性と旋法性が有機的に結び付けられています。
そのため、ペダルハープは非常に相性が良いです。
グリエール「ハープ協奏曲」
ロマンチックに歌い上げるハープ協奏曲はほとんど書かれていない中、貴重な一曲です。
至高の旋律美をもちます。
ヒナステラ「ハープ協奏曲」
ラテン的な作風とハープの相性は非常によく、リズムの歯切れの良さも心地よいです。
近代以降のハープ協奏曲の中で、最高傑作と言えます。
いかがでしたか?
どれも優雅で格式高く、かつ親しみやすい作品ばかりです。
今回紹介した曲の他にも、ハープ奏者によって書かれた傑作が多く存在します。
それについては、また別の機会に紹介します。
みなさんも、ハープの素敵な音色に酔いしれましょう。