「ブルーオーシャン」の楽器はど~れだ?
2020.08.01音楽を始めよう♪
最近、ビジネス用語でレッドオーシャンとブルーオーシャンという言葉が頻繁に飛び交います。
それぞれ日本語訳すると「赤い海」と「青い海」になりますが、レッドオーシャンは「血で染まった赤い海」、ブルーオーシャンは「まだ血で染まっていない青い海」を意味しています。
つまり、ビジネス用語としては
レッドオーシャン:血で血を洗う激しい争い繰り広げられている市場
ブルーオーシャン:争いの無い平和な市場
という意味になります。
これは、音楽活動を行っていく上での楽器選択においても同じことが言えます。
例えば、プロアマを問わずフルート奏者でオーケストラに所属を希望することは、2つか3つしかないイスを争う競争に参加することになります。
フルートという楽器を選んだ時点で、楽器人口が多く競争率の高いレッドオーシャンの道を選択したといえるでしょう。
では、レッドオーシャンの楽器、またはブルーオーシャンの楽器とは何かを、考察していきたいと思います。
レッドオーシャンの楽器とは?
- ピアノ
演奏人口が多すぎて、レベルがめちゃくちゃ高いです。
コミュニティによっては、ショパンやリストの練習曲ぐらい演奏できて当たり前!という認識を持っていることもあります。
- ギター
ピアノと同じく、演奏人口がダントツに多い楽器です。
- フルート
演奏人口が多い上、なぜか美形の演奏家のイメージが強いです。
楽器が想像より安いことも、フルート人気の要因かと思われます。
- サックス
比較的簡単に音は出ますが、技巧的なハードルが高い楽器です。
ブルーオーシャンの楽器とは?
- 邦楽器全般
三味線やお琴など。
アマチュアの場合、演奏が上手くないことを理由にマウントを取られることはないでしょう。
- ホルン
オーケストラでワーグナー・ブルックナーなどを演奏する場合、大量に奏者が必要となります。
さらに演奏の難易度が高いので、熟達すれば引っ張りだこになるといえます。
- ビオラ
最近は人気が出てきましたが、バイオリンと比べるとまだ不人気な楽器といえます。
地味なうえ、操作性が悪いところが不人気の要因かと思われます。
まとめ
楽器を選ぶ軸は2つあります。
1つは、自分の好きな楽器を選ぶこと。
もう1つは、需要のある楽器を選ぶこと。
これから、どのような音楽活動をしていくかをよく考えたうえで、適切な楽器を選ぶようにしましょう。