【ギター×ゲーム音楽】ラスボス戦のBGMを弾き倒せ!「ゲーム音楽」から入るエレキギターの楽しさ
公開日:2026.05.07 更新日:2026.06.17バンド楽器楽曲・アーティスト紹介
皆さんは、ゲームのコントローラーを握りしめ、手に汗握るボス戦に挑んでいるとき、ふと「あ、この曲カッコいいな……」と思ったことはありませんか?
近年のゲーム音楽、いわゆる「ビデオゲーム・ミュージック(VGM)」の進化は凄まじく、オーケストラ編成の壮大な曲から、最先端の電子音楽、そして心震わす激しいロックナンバーまで、そのジャンルは多岐にわたります。特に、緊迫したバトルシーンや、ここ一番の熱い場面で流れる「ギュイーン!」というエレキギターの咆哮に、胸を熱くした経験がある人は少なくないはずです。
実は今、かつての「ギターを始めるなら、まずは有名ロックバンドのコピーから」という常識が変わりつつあります。自分の大好きなゲームのBGMを自分で弾きたい。そんな「ゲーム音楽」を入り口にしてエレキギターを手にする人が、世界中で爆発的に増えているんです。今回は、そんな現代ならではの新しいギターの楽しみ方、その奥深い魅力についてじっくり語っていきたいと思います。
目次
実は「ゲーム音楽」と「エレキギター」は相性抜群!
そもそも、なぜゲーム音楽にはエレキギターが多用されるのでしょうか?
それは、エレキギターという楽器が持つ「感情の爆発力」と「疾走感」が、ゲームの物語性と完璧にマッチするからです。例えば、ファンタジーRPGの金字塔『ファイナルファンタジー』シリーズ。伝説的な作曲家・植松伸夫氏が生み出した数々のバトル曲には、ハードロックやプログレッシブ・ロックの要素がふんだんに取り入れられています。
『FFV』の「ビッグブリッヂの死闘」や、『FFVII』の「更に闘う者達」を思い出してみてください。あの刻まれる高速のリズム、メロディアスなギターフレーズ。あれを聴いて「自分でもあんな風に指を動かしてみたい!」と思わないゲーマーがいるでしょうか。いや、いませんよね。
また、任天堂の『スプラトゥーン』シリーズも忘れてはいけません。劇中の架空のバンドたちが演奏する楽曲は、どれもパンキッシュでキャッチーなギターサウンドが特徴です。インクを塗り合うあの疾走感あふれるバトルに、エレキギターの音色はこれ以上ないほど「アガる」エッセンスを加えています。ゲーム音楽は今や、現代における「最も身近なロックの教科書」になっていると言っても過言ではありません。
- ループ構造が練習に最適: ゲームのBGMは何度も聴くことを想定して作られているため、フレーズが覚えやすく、繰り返しの練習にも飽きにくい。
- メロディが明確: インストゥルメンタル(歌なし)が多いため、ギターが主役となって「歌う」ように弾く楽しさを味わえる。
- 感情移入しやすい: その曲が流れる感動のシーンや苦労したボス戦を思い出しながら弾くことで、表現力が自然と身につく。
「バンドを組まなくてもOK」という現代的なメリット
昔、ギターを始める人の多くは「バンドを組んでステージに立つこと」を最終目標にしていました。しかし、今の時代は違います。YouTubeやSNSを見れば、一人で完璧な演奏動画(いわゆる「弾いてみた」動画)をアップしているギタリストがたくさんいますよね。
ゲーム音楽からギターを始める最大のメリットは、「一人で完結して、最高の没入感を楽しめる」という点にあります。
最近では、ゲームのサントラをバックに流しながらギターを重ねる「マイナスワン(カラオケ状態)」での演奏も手軽に楽しめます。自分の部屋でアンプのスイッチを入れ、お気に入りのゲーム音楽に合わせてギターを鳴らせば、そこはもうライブ会場であり、伝説の戦場です。他のメンバーと予定を合わせる必要も、重い機材を持ってスタジオに通い詰める必要もありません(もちろん、バンドを組むのも楽しいですが!)。
「自分は人見知りだからバンドなんて……」と思っていたゲーマーの方にとって、エレキギターは「一人でも究極まで追求できる最高のホビー」になる可能性を秘めているのです。
ギター好きに愛される、名曲揃いのゲームタイトル
| タイトル名 | 音楽の特徴 | ギタリスト的な聴きどころ |
|---|---|---|
| ファイナルファンタジー | プログレ、メタル要素 | テクニカルなソロと、泣きのメロディ。 |
| スプラトゥーン | パンク、スカ、サーフロック | ジャカジャカと弾くカッティングと疾走感。 |
| ペルソナ シリーズ | アシッドジャズ、ロック | オシャレでカッティングが冴える都会的な音。 |
| GUILTY GEAR | ヘヴィメタル、ハードロック | 重厚なリフと超高速ソロのオンパレード。 |
「聴く」から「鳴らす」へ。ゲーム体験が深化する瞬間
自分でギターを弾けるようになると、ゲームの体験そのものが劇的に変わります。
例えば、苦労して倒したボスの曲を、後で自分の手で再現できたときの快感。これは、ただクリアしただけでは味わえない、全く新しい「達成感」です。あのとき耳にしたフレーズが、自分の指を通して現実の音として空間に響き渡る。その瞬間、あなたとゲームの世界は、コントローラーという壁を越えて、音で一体化するのです。
「でも、ゲームの曲って難しそう……」と不安になるかもしれません。確かに、プロが作った曲ですから一筋縄ではいかないものも多いです。しかし、最近は初心者向けに優しくアレンジされた楽譜(TAB譜)もネットや書店でたくさん手に入ります。最初は1小節だけでもいい。たった3つの音を鳴らすだけでも、エレキギターなら「それっぽい音」が出て、最高に楽しいんです。
ゲームを愛しているあなたなら、練習に必要な「情熱」はすでに持っているはずです。その情熱を、今度は指先に込めてみませんか?
あなたの「ゲーム音楽を弾きたい!」を形にします
「あの名シーンのBGMを自分の手で再現したい」「ゲーム音楽を通してギターを始めてみたいけれど、どこから手をつければいいのかわからない」
そんなあなたの冒険をサポートするのが、クラブナージ音楽教室です。
クラブナージ音楽教室のエレキギターコースでは、型にはまった練習だけでなく、あなたが「今、本当に弾きたい曲」をベースにしたレッスンが可能です。初心者の方でも基礎から楽しく、憧れのフレーズに近づけるようマンツーマンで丁寧に指導いたします。
楽器を触ったことがない方でも大丈夫です。譜面の読み方や弦の押さえ方など、本当に初歩の初歩から、あなたのペースに合わせて進めていけます。あなたの好きなゲームの話をしながら、楽しくギターを学んでみませんか?
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この記事の監修者
橘 レイジ 音楽ライター/クリエイティブディレクター
幼少期のピアノ経験に加え、ギター、ベース、ドラムなどバンド楽器全般の演奏やDTM作編曲を網羅。大学卒業後は音楽関連企業での企画・音源制作・エンジニアリング実務を経て、現在は広告制作のディレクターとして活動中。演奏・制作・演出の3つの現場経験に基づき、音楽の魅力を専門的かつ論理的に解説する。


