なぜ正しい弓の持ち方をしなければいけないのか?
2019.09.21上達のコツ
バイオリン・ビオラ・チェロなどの弦楽器を先生に習うと、弓の持ち方を最初に教えてもらいます。
先生によっては、かなり重点的に指導します。
「曲が弾ければ、弓の持ち方ぐらいどうでもよくないか?」
そう思う方は多いのではないでしょうか。
しかし、弓の持ち方をしっかりするといいことがたくさんあります!
今回は、弓の持ち方をしっかりすることで得られるメリットをお伝えしていこうと思います。
メリット① 見た目がかっこよくなる!
基本的に、プロの持ち方は95%以上かっこいい持ち方です。
持ち方だけでもかっこ良ければ、演奏を聴いた人はあなたを一目置くことでしょう!
人によっては、全然弾けてないのにかかわらず、とてもうまい人だと勘違いします。
メリット② ワイルド感が増す!
いい弓の持ち方は、野性的な演奏を可能にします。
ちゃんと持つことで、荒っぽく弾いても弓が手から離れないからです。
また、荒っぽい音なのに構え方がきれいだった場合、ギャップ萌えが生じるでしょう。
メリット③ 健康に良い!
人間は、小指主導の動きこそ健康的であるとされています。
良い持ち方は、小指をしっかり機能させます。
親指に依存することのない、5本の指を生かした演奏法は、あなたの寿命を延ばすことでしょう。(個人差はあります)
メリット④ 細かい動きができる!
キザミやトバシなど精密機械のようなテクニックは、正しい持ち方無しに会得することは難しいです。(天才は除く)
特に、細かい音の粒を際立てたい場合、右手の指による繊細な舵取りが求められます。
まとめ
なんにせよ、弓はちゃんと持ったほうがよいです。
あなたが弓をちゃんと持てば、楽器が喜び楽器がいい音を出してくれる確率が高まると思います。
どうしても弓をちゃんと持つことが嫌という方は、弓を持たないという選択肢もあります。
ピチカートです。
弦を手ではじきましょう。
ちなみに、オススメの楽器はコントラバスです。
弦楽器は簡単に音が出ません。
だからこそ、良い音が出るようになった時の達成感は大きいです。
よき弦楽器ライフをお過ごしください。