サックス初心者の方必見!大人におすすめの練習方法や曲、上達のポイントを解説
2025.04.11音楽を始めよう♪上達のコツ音楽のマナビ

はじめに
「サックス、カッコいいな」と思ったこと、ありませんか?
街角のライブ、映画のワンシーン、あるいはジャズ喫茶で流れてくる心に染み入る音色。
「こんな風に吹けたらなぁ」と思っても、「大人になってからじゃもう遅い?」と、ついブレーキをかけてしまう方も多いかもしれません。
ですが、断言します。サックスは大人からでも上達できます!
本記事では、大人の方がサックスを始めるにあたっての練習方法、上達のコツ、おすすめの曲、音楽教室の選び方まで、徹底的にガイドしていきます。どうぞ最後までお付き合いください。
1. 大人から始めても上達できる理由
サックスは「大人からでも音を出しやすい」ことで知られています。たとえばバイオリンやホルンのように、「そもそも音が出ない…」という初期ハードルが高い楽器に比べ、サックスは比較的すぐに音が出ます。そして音そのものに存在感があるので、比較的短期間で立派にきこえる演奏ができます。
また、大人の学習者は理解力と計画力に優れています。練習の目的や曲の構造を理解する力は、大人の方が断然有利!仕事や育児で時間が限られていても、工夫次第でぐんぐん上達できます。
2. 練習を始めるには:まずはアルトかテナーを選ぼう
アルトとテナー、どちらがいい?
サックスには大きく分けて以下の4種類があります:
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ソプラノサックス(高音):プロ向け。音程が不安定になりやすく初心者には不向き。
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アルトサックス(中高音・E♭):初心者に最もおすすめ。サイズも音も扱いやすい。
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テナーサックス(中低音・B♭):音色が太くてカッコいいが、若干重め。
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バリトンサックス(低音):見た目は圧巻。でも重い&息が続かない。
初心者の方には、アルトサックスをおすすめします。楽譜も多く、持ち運びやすく、金銭的な負担も少なめです。
一方、低音の響きに憧れる方や、ジャズ・ロックで渋く決めたい方はテナーを選ぶのもアリです。
3. 初期練習のすすめ方:簡単なメロディからスタート
最初に取り組むのは、メジャースケール(長音階)に基づいたやさしいメロディがおすすめです。アルトでもテナーでも、まずはシンプルで親しみのある曲から始めましょう。
アルトサックスやテナーサックスでは、「ドレミファソラシド」といった音の並びを自分の指でしっかり確認しながら覚えていくのが上達の第一歩です。
練習に使える曲(入門用)
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「聖者の行進」
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「きらきら星」
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「ハッピーバースデー」
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「スカボロー・フェア」
これらの曲は、音数が少なくテンポもゆっくり。構え方や息の使い方、指の動かし方に集中でき、音の出し方をじっくり練習するのにぴったりです。音符を読むのが苦手でも、耳コピで覚えやすく、楽しく続けられます。
4. 上達のコツ:毎日5分でも、音を出すこと
時間がなくてもいい、「続ける」ことが上達のカギ
理想は1日30分以上の練習ですが、仕事や家庭が忙しい方にとって、それは簡単なことではありません。
でも、5分だけでも構いません。毎日、楽器に触れること。これが何よりも大事です。
また、「家で吹けない」問題はカラオケボックスが解決してくれます。今や多くのカラオケにはサックス持ち込みOKなところも多いですし、音響も良い。しかもマイクで録音して自分の音を客観的に聴くこともできます。
5. 上達のためのおすすめ曲と練習教材
ポップスで楽しみながら基礎を固める
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米津玄師「Lemon」
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Official髭男dism「Pretender」
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松任谷由実「ルージュの伝言」
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久石譲「Summer」
ジャズスタンダードで音楽的表現を学ぶ
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「Autumn Leaves」
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「Take the ‘A’ Train」
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「Misty」
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「Fly Me to the Moon」
ポップスで楽しく演奏し、スタンダードでニュアンスや音程感を磨いていくと、バランスよく成長できます。
基礎練習におすすめの教材
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ラクール(Lacour)練習曲集:音楽的で飽きにくく、音色・リズム・フレーズ感を総合的に鍛えられます。
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ルバンク教則本(Rubank):クラシック寄り。段階的で丁寧。
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ジャズ初心者向け教本:スウィングのリズムやアドリブの入門に。
6. 音楽教室の選び方:続けられる環境を整える
サックスを趣味として長く楽しむには、「どこで学ぶか」がとても大切です。以下のポイントを押さえて教室を選びましょう。
通いやすさは最重要
自宅や職場から通いやすい場所にあるか?
駅から近いか?
週1~月2回のレッスンが理想です。月1回だと、せっかく覚えたことも忘れてしまう可能性が高いです。
レッスン料金に要注意
教室によっては、曜日や時間帯で料金が異なる場合があります。また、ある程度上達するとレッスン料金がアップする教室もあるので、事前確認が必要です。
ちなみに「クラブナージ音楽教室」はレベルに関係なく一律料金で安心です。
講師の質と選択肢
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音大・音楽専門学校出身の講師が基本。
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ジャズ系では、一般大学のジャズ研究会出身でプロ活動している講師も多数。
(活動実績や音源をネットでチェックできると安心。)
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教室に講師が複数在籍しているかどうかも大切。相性の合わない先生しかいなければ、続けにくくなります。また、教室の雰囲気によっては講師の変更が気まずい・・・なんてケースもありますので、中規模以上の音楽教室を選択するのが無難かと思います。
続けられる仕組みがあるか?
発表会やアンサンブルの有無を必ず確認しましょう。
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年1回以下の発表会では、なかなかモチベーションが維持しにくい。
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半年に1回程度あると、目標が常に見えるので、練習が習慣化しやすい。
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合奏(アンサンブル)活動があると、他の楽器と合わせる楽しさを味わえて継続しやすい。
「クラブナージ音楽教室」では、サックスのみのラージアンサンブルやサックス四重奏・五重奏、さらには木管アンサンブルまで幅広く開催。
サックス仲間と出会える場所があるのは、続けるモチベーションにも、上達にも直結します。
まとめ:サックスを始めるなら、今この瞬間がベスト
サックスは、「今からじゃ遅いかも…」と悩んでいる大人にこそ始めてほしい楽器です。
音が出しやすく、感情を乗せやすく、そしてカッコいい。
5分でも10分でも、音を出す時間を積み重ねれば、確実に上達します。
そして、続けるには良い教室と良い仲間、そしてちょっとした勇気。
クラブナージ音楽教室では、最後までこのブログをよんでいただいた貴方のご入会を、心よりお待ちしております。