大人になってから始めたバイオリンを楽しく上達するために
2025.03.09音楽を始めよう♪上達のコツ音楽のマナビ

バイオリンは独学より教室で学ぶほうが良い理由
バイオリンという楽器は、見た目こそ優雅で美しいですが、独学で習得しようとすると「なぜこんなに難しいのか?」と何度も感じることになります。音を出すだけなら誰でもできますが、「美しい音を出す」ことは全く別の次元の話なのです。
まず、バイオリンを弾くうえで、正しい持ち方が極めて重要です。
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バイオリン本体は鎖骨(さこつ)の間にしっかりと挟む。
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あご当てには軽くあごを乗せ、リラックスした状態を保つ。
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弓の構え方は、右腕全体を逆時計回りに回した状態で弓を持つ。
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弦に引っ掛かった時の弓の弾力を意識する。
また、バイオリンの音程はピアノのように固定された鍵盤がないため、ほんの少し指の位置がズレるだけで不安定な音になってしまいます。これを正しく調整するためには、「耳を鍛える」ことが不可欠であり、自己流では限界があるのです。
美しい音を出すための正しい弾き方
弓の持ち方と運び方
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右手の小指を丸めて弓を持つ。 これはバランスを取るために重要で、弓のコントロールが安定します。独学の場合、右手小指を突っ張らせて弓を持ちがちですが、上達するためには一刻も早くこの持ち方を卒業しなければなりません。
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弓を返すときに、弓が完全に弦から離れないようにする。 弓の弦への圧力が途切れると、音の流れが止まります。弓を持つ右手の指の屈伸による滑らかな弓の返しが必要です。
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弓のたわむ感覚を掴む。 先程も少し触れましたが、これが美しい音を生む秘訣です。弦を一瞬だけ引っ掛けて後は力を抜く。その際に弓のしなりを意識できるようになると、響きのある音が出せます。
音程を安定させるための練習法
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開放弦の音と同じ音を別の弦で作る(G線以外)。 これにより、音程の安定感が増し、正確な音を出す能力が向上します。
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半音と全音の感覚を意識する。たとえばハ長調の音階・ドレミファ・・・・の場合、ミ-ファはレ-ミの半分の音の間隔しかありません。ただしい音程で弾くためには、音階を理解することが近道なのです。
ビブラートの習得
ビブラートはバイオリン奏法の中でも難易度が高く、習得には時間がかかります。
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サードポジションで手首を固定し、指先を動かす練習が一般的。その練習の後に左腕全体でビブラートをする練習に推移する。
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最初はゆっくりとした動きから始め、徐々に速くしていく。その過程で付点などのリズムパターン練習を行う。
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手指を奥に倒した後に、なめらかに元の位置に戻るように意識する。
このような練習を積み重ねることで、柔らかく温かみのある音を奏でられるようになります。
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正しいフォームとリラックスした姿勢を学ぶことで、無駄な力を使わずに演奏できる。
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先生の的確な指導により、最初から美しい音を出すためのコツを掴める。
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初心者がつまずきやすいポイントをしっかりサポートしてくれるので、ストレスなく上達できる。
まとめ
バイオリンは繊細で奥が深い楽器ですが、正しい指導のもとで学べば、大人になってからでも楽しく上達できます。独学では苦戦することが多いですが、教室に通えば、最初から無理のないフォームで、美しい音を出すコツを学ぶことができます。
特に、名古屋圏でバイオリンを学ぶなら、クラブナージ音楽教室のような信頼できる教室でレッスンを受けることで、よりスムーズに演奏技術を身につけることができるでしょう。
さあ、楽しくバイオリンを始めてみませんか?