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【講師紹介】~Dr福岡先生♪~

2022.09.03お知らせ先生たち日常

【講師紹介】~Dr福岡先生♪~

皆さんこんにちは(^^♪
クラブナージに在籍している先生をご紹介させていただきます!
今回はドラムの福岡先生です♪

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出身大学
MI Japan名古屋校(今は廃校でありませんが音楽の専門学校のようなところです)

趣味or好きなこと
映画鑑賞です。 特に音響や視覚効果など、劇場ならではの環境で観たほうが絶対にいいと思う映画や、 観た後に自分ならどうしただろうか、考えさせられるような作品を観に行っています。

使っている楽器のメーカーや型番

一番長く使っている楽器で、TAMA Drums SP1455H“Gladiator”という品番のスネアドラム(いわゆる小太鼓です)のことを綴ります。TAMA Drumsという愛知県瀬戸市の打楽器メーカーが製作したサイモン・フィリップスというドラマーのシグネチャーモデルです。

Gladiator(グラディエーター)=剣闘士っていう意味なんですが、決して荒々しい外見や音のスネアではないんです。木製ではなくブロンズ(青銅)素材のスネアで、比較的明るいお上品な音色が特徴です。品番で呼称するとなんだかそっけないので、“グラ”としておきましょうか笑

サイモンは非常に素晴らしいドラマーですが、購入した当時の若かりし日の僕はサイモンへの憧れではなく、楽器店で金色のパーツが派手で目立っていたグラを見かけて、正直ルックスで選びました笑。若さですね。“グラ”はどちらかというと少し繊細な音楽に向いていたのかもしれませんが、貧乏な学生だった僕は自前の楽器がグラとバスドラムペダルしかなかったので、知人に呼ばれて参加したバンドではファンクでもメタルでも、とにかく“グラ”をぶっ叩いていました笑。ドラムってほとんどの人が練習スタジオの備え付けのものを使うことが多いんですが、当時はちゃんとメンテナンスしているスタジオがほとんど無くて。店によっては今じゃあり得ないような酷いコンディションで、「はぁ?」みたいな音が鳴るんです笑。なのでとにかく自分の楽器で演奏できることが楽しくて、重たい“グラ”を背負いながら自転車で練習スタジオまでひた走ったことを思い出します。僕にとっては、一番苦楽を共にした楽器だと思います。

好きな曲やおすすめの曲

たくさんあります!が、好き、というか自分の音楽への目覚めのルーツになっているサイモン&ガーファンクルの『スカボローフェア』という曲を挙げます。

この曲は元々は母がよく聴いていた曲で、幼少期から僕も自然と聴いていました。そんなに明るい曲調じゃなかったのが余計に記憶に残っているのかもしれません。
1966年にリリースされてるので、今知っている人って珍しいのかもしれないですね。元はイギリスの民謡?だったものが、ほぼ歌とギターだけで演奏されているとてもシンプルな曲ですが、歌詞や曲からにじみ出る寂寥感が、音楽の持つ目には見えない世界観を見事に表現していると思います。ただ、ドラムは入ってません笑。ドラマーですが、聴き手としては削ぎ落されたシンプルな楽曲の方がよく聴いているかもしれないです。

そういう感性の僕がドラマーという立場で1曲挙げるのであれば、スティングの『Seven Days』という曲です。
『Seven Days』は5/4拍子という変拍子の曲で、変拍子ってノリにくくてちょっと取っつきにくかったりするんですが、すごく聴きやすく作られていて変拍子の不安定さをあまり感じないことも凄いんです。ドラムはヴィニー・カリウタというアメリカのスタジオミュージシャンが叩いていて、この人の表現力(もちろんテクニックも超絶なんですが)に強く感銘を受けました。
『Seven Days』はどのパートも繊細に演奏されていて、佳境に向けて盛り上がってはいくんですが、曲の雰囲気を壊さずにその盛り上がりを見事にドラムで表現しているんですね。若き日の僕はバキバキのロックばかり聴いていて、ドラムの“派手さ”を追求していたんですが、曲全体を通して聴き手の感情を誘導していくドラムの“表現力”というものを考えるきっかけになった曲です。

おすすめの練習方法
楽器演奏の上達のためにレッスンに通われている方がたくさんいらっしゃると思いますが、特に軽音楽の演奏を目指している方はドラムに限らず、まず曲を聴くときにリズムを取ることを癖にしましょう。
好きな曲を演奏しようとしたときに曲のテンポが分からくなったり、演奏に必死になってしまってリズムが狂ったりした経験はありませんか?
野外の音楽フェスのライブ映像なんかで、オーディエンスが足や体でリズムを取って曲にノッたり、手拍子したりする光景がありますが、まさにアレです。ああいうことを日常的にやった方がいいです。
楽器を練習することはもちろん上達のために大事なことですが、それを人に聴かせるときに一定のリズムで表現できることってとても重要です。
むしろ、聴き手の人からすれば演奏でのテクニックのことはあまり分からなくても、演奏が速くなったり遅くなったりしたら“あれ?”って、ほぼ確実になります笑
なのでシンプルに、まず曲を聴くときに体のどこかでリズムを取る。これを繰り返すことでリズムに強くなりますのでお薦めします。

皆さんへメッセージ
楽器演奏の素敵なところは、歌以外の楽曲に耳を傾ける機会があることだと思います。たとえばギターを始めた方だったら、以前は気にして聴いていなかったギターの演奏が聴こえてくるはずです。
今まで歌を中心に聴いていた曲があったら違った聴こえ方になり、他の楽器の音も聴けるようになります。そうすると音楽を違う側面から聴く楽しみ方や新しい良さを発見できたりすると思います。
演奏を通じて、皆さんがより豊かな音楽との付き合い方が見つかればいいですね。

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